三菱UFJカードのアメリカン・エキスプレス(AMEX)ブランドは、2026年12月16日(水)の利用分から、「対象店舗のご利用が7%還元」の対象店36ブランドすべてでポイント優遇を受けられるようになります。これまでAMEXだけ対象外だったオーケー・オオゼキ・東急ストア・くら寿司・上島珈琲店など18ブランドが加わり、Visa・Mastercard・JCBとの差がなくなります。
7%は自動では付きません。支払口座を三菱UFJ銀行に設定し、MDCアプリからポイントアッププログラムにエントリーした本人会員が対象です。7%のうち6.5%分は毎月16日〜翌月15日の対象店での利用金額5万円までで、7%は1ポイント5円の商品に交換した場合の換算です。AMEXではApple Pay(QUICPay)を設定できないため、上乗せ条件の一部の満たし方も変わります。
- 何が変わるか|12月16日(水)利用分からAMEXも36ブランドすべてが対象
- 新たにAMEXで7%の対象になる18ブランド
- 7%を受ける条件|三菱UFJ銀行の口座とMDCアプリのエントリー
- 7%の中身|1ポイント5円換算で、6.5%分は月5万円まで
- AMEXブランドの注意|Apple Pay(QUICPay)は使えない
- 最大20%との違い|上乗せ条件と5万円の上限
- 対象外になりやすい利用|商業施設内の店舗・オンライン・たばこ
- アメックス発行のカードは対象外|三菱UFJニコス発行のカードだけ
- エムットのプラチナ・アメックスにも同じ優遇を適用予定
- AMEXブランド会員が12月16日(水)までにやること
- 筆者の評価|スーパーを使うAMEX会員には実質的な改善
- よくある質問
- まとめ|12月16日(水)からAMEXでもスーパーで7%
- 関連記事
- 出典
何が変わるか|12月16日(水)利用分からAMEXも36ブランドすべてが対象
三菱UFJニコスは2026年10月13日(火)、ポイントアッププログラムの改定を発表しました。基準は申込日や請求日ではなく、カードの利用日です。
| 項目 | 2026年12月15日(火)利用分まで | 2026年12月16日(水)利用分から |
|---|---|---|
| AMEXブランドの優遇対象 | 今回追加される18ブランドはAMEXだけ対象外 | 36ブランドすべてが対象(国際ブランドの差なし) |
| スシロー | 店舗での利用が対象(オンライン決済は対象外) | 「お持ち帰りネット注文」も対象に追加(スシローデリバリーは対象外) |
| ドミー | 対象(AMEXブランドは対象外) | 優遇終了(12月15日(火)利用分まで。店舗によってはそれより前に終了) |
16日開始は、ポイントアッププログラムの集計期間(毎月16日〜翌月15日)の始まりと同じです。12月15日(火)までにAMEXで払った追加18ブランドの利用は、従来どおり優遇の対象外です。
新たにAMEXで7%の対象になる18ブランド
| 区分 | 追加ブランド |
|---|---|
| スーパー(13) | アオキスーパー、フードストアあおき、オーケー、オオゼキ、三和、フードワン、スーパー魚長、生鮮げんき市場、生鮮乃木市場、東急ストア、肉のハナマサ、ジャパンミート、フィール |
| カフェ・飲食店(4) | 上島珈琲店、UCC Cafe Plaza、カフェ・ド・クリエ、くら寿司 |
| ライフスタイル(1) | アカチャンホンポ |
セブン‐イレブン、ローソン、スターバックス、松屋、スシローなど残りの18ブランドは、これまでもAMEXで優遇の対象でした。今回の改定で、首都圏のスーパー(オーケー・オオゼキ・東急ストアなど)を日常的に使うAMEX会員は、7%を受けられる場面が大きく広がります。
7%を受ける条件|三菱UFJ銀行の口座とMDCアプリのエントリー
対象は三菱UFJニコスが発行する個人向けの三菱UFJカードです。AMEXブランドを選べるのは次の3種と、発行予定のエムットのカードです。
| カード | 状況 |
|---|---|
| 三菱UFJカード・アメリカン・エキスプレス・カード | 対象 |
| 三菱UFJカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 対象 |
| 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 対象 |
| エムット Excellent Club カード プラチナ アメリカン・エキスプレス・カード | 2027年度上期に発行予定。同じ優遇を適用予定 |
ビジネスカード、コーポレートカード、フランチャイジー各社が発行するカードは対象外です。
エントリーは2段階です。
- カードの支払口座を三菱UFJ銀行の口座に設定する(設定済みなら不要)
- MDCアプリで規約に同意し、ポイントアッププログラムにエントリーする
エントリーで見落としやすい条件は次の4つです。
- エントリーできるのは本人会員だけ。家族会員はエントリーできないが、家族カードの対象店での利用には本人と同じ還元率が適用される
- 対象カードを複数持っている場合は、カードごとにエントリーが必要
- 国際ブランドやカードランクを変えた場合は、再エントリーが必要
- 支払口座が本人以外の名義の場合や、エントリー後に三菱UFJ銀行以外へ変えた場合は、7%で固定(上乗せ条件は付かない)
初回特典として、エントリー月の翌月15日までは条件の達成状況にかかわらず10%が適用されます。その翌日から翌々月15日までは、10%と条件達成に応じた還元率の高い方です(初回特典は1契約につき1度のみ)。
7%の中身|1ポイント5円換算で、6.5%分は月5万円まで
7%は、基本ポイント0.5%とスペシャルポイント6.5%の合計で、1ポイントを5円相当の商品に交換した場合の数字です。キャッシュバックに交換すると1ポイント4円になり、同じポイントでも実質の還元率は下がります。1ポイント5円で使えるのはグローバルポイント WalletやAmazonギフトカードなど一部の交換先で、Ponta・dポイントへの移行は4円相当、楽天ポイント・nanaco・WAONへの移行は3円相当です。
| 対象店での月間利用額 | 付与ポイント | 5円換算(商品交換) | 4円換算(キャッシュバック) |
|---|---|---|---|
| 5万円(上限ちょうど) | 基本50+スペシャル650=700ポイント | 3,500円相当(7.0%) | 2,800円相当(5.6%) |
| 10万円 | 基本100+スペシャル650=750ポイント | 3,750円相当(3.75%) | 3,000円相当(3.0%) |
スペシャルポイントの対象は、毎月16日から翌月15日までの対象店での利用金額合計5万円までです。上限を超えた分は基本の0.5%だけになります。対象店で月10万円使っても、7%が付くのは最初の5万円分です。
付与は2回に分かれます。基本ポイントは請求確定時、スペシャルポイントは請求確定の翌々月です。公式の付与例(6月16日利用分の6.5%分は9月25日頃)に当てはめると、12月16日(水)利用分の6.5%分は2027年3月25日(木)頃の付与になります。
AMEXブランドの注意|Apple Pay(QUICPay)は使えない
三菱UFJカードのApple Payは、Mastercard・Visaブランドのカードだけが設定できます。AMEXブランドでは、Apple Pay(QUICPay)での支払いができません。また、スマホでのタッチ決済とグローバルポイント Walletでのスマホ決済は、7%の対象外です。店頭では、カードを差し込むか、カード本体のタッチ決済で支払います(オンラインが対象の店はカード番号での決済が対象)。
このため、最大20%に向けた上乗せ条件のうち「Apple Pay(QUICPay)の利用またはグローバルポイント Walletへのチャージ(+0.5%)」は、AMEXブランドではWalletへのチャージで満たすことになります。チャージは三菱UFJカードからの入金に限られ、グローバルポイントからのチャージや銀行口座からのチャージでは条件を満たしません。
最大20%との違い|上乗せ条件と5万円の上限
対象店での基本の優遇は7%です。最大20%は、三菱UFJ銀行の口座を支払口座にしたうえで、次の上乗せ条件をすべて満たした場合の上限です。上乗せの対象になる利用金額も、各集計期間につき5万円が上限です。
| 条件 | 上乗せ |
|---|---|
| 対象店舗の利用(基本の優遇) | 7.0% |
| MDCアプリに月1回以上ログイン | +0.5% |
| 三菱UFJカードを月合計5万円以上(税込)利用 | +0.5% |
| Apple Pay(QUICPay)の利用、またはグローバルポイント Walletへのチャージ(AMEXはチャージのみ) | +0.5% |
| 楽Pay(登録型リボ)の登録、またはリボ・分割(3回以上)・カードローン(リボ払い)を各1万円以上 | +2.0% |
| 三菱UFJダイレクトに月1回以上ログイン | +1.0% |
| 給与・年金の受け取り口座に設定 | +1.0% |
| 住宅ローンの契約 | +1.0% |
| 投資信託・外貨、または三菱UFJ eスマート証券・ウェルスナビ for 三菱UFJ銀行で積立1万円以上 | +1.0% |
| COIN+に口座登録 | +0.5% |
| 携帯電話料金・電気料金など特定のサービスをカード払い(1つ1.0%、最大5つ) | 最大+5.0% |
| 合計 | 最大20% |
還元率を上げるためだけに、手数料のかかるリボ払いや分割払いを選ぶ必要はありません。楽Payも登録型のリボ払いで、支払い方によっては手数料がかかります。月5万円が上限なので、2.0%の上乗せは最大で月1,000円相当にとどまり、手数料の方が大きくなりやすい条件です。無理なく満たせる条件だけで判断するのが基本です。
対象外になりやすい利用|商業施設内の店舗・オンライン・たばこ
- 複合商業施設内の店舗やフランチャイズ店は、一部対象外になる場合がある(肉のハナマサはフランチャイズ店が対象外)
- スーパーのネットスーパーやテナントの利用は、店舗ごとに対象外がある
- たばこや調剤の売上と確認できた利用は対象外
- スシローは12月16日(水)から「お持ち帰りネット注文」が対象になるが、スシローデリバリー、京樽スシロー、スシローToGoは対象外
- くら寿司は店舗での支払いが対象で、スマホでのお持ち帰り注文などのオンライン事前決済は対象外
- 他の三菱UFJカードの特典と合わせて20%を超える部分は付与されない
店舗ごとの細かな対象外は、公式の対象店舗ページに店舗別で書かれています。よく使う店の欄を、12月16日(水)より前に一度確認しておくと安心です。
アメックス発行のカードは対象外|三菱UFJニコス発行のカードだけ
今回の改定は、三菱UFJニコスが発行する三菱UFJカードのうち、AMEXブランドのカードが対象です。アメリカン・エキスプレスが自社で発行するプラチナ・カードやゴールド・プリファード・カードなどは、このポイントアッププログラムの対象ではありません。同じ「アメックス」の名前が付いていても、発行会社が違えばポイント制度も別です。
エムットのプラチナ・アメックスにも同じ優遇を適用予定
2027年度上期に発行予定の「エムット Excellent Club カード プラチナ アメリカン・エキスプレス・カード」にも、同じポイント優遇が適用される予定です。2026年10月15日(木)時点では、発行日・事前申込の開始日・最終的な規約は発表されていません。カードの概要はエムットの無料プラチナとは|アメックス・プラチナとの違いで紹介しています。
AMEXブランド会員が12月16日(水)までにやること
- エントリー状況を確かめる:MDCアプリで、手持ちのカードがポイントアッププログラムにエントリー済みかを確認します
- 支払口座を確かめる:本人名義の三菱UFJ銀行の口座になっているかを確認します
- 追加18ブランドで使う店を決める:月5万円の上限があるため、普段使うスーパーやカフェのうち、どこをAMEXで払うかを決めます
- 交換先を決める:商品交換(1ポイント5円)とキャッシュバック(1ポイント4円)で価値が2割違います
- よく使う店舗の対象外条件を見る:商業施設内の店舗、ネットスーパー、オンライン決済が除外されていないかを公式の対象店舗ページで確認します
筆者の評価|スーパーを使うAMEX会員には実質的な改善
これまでAMEXブランドを選ぶと、オーケーや東急ストアなどのスーパーで7%が付かず、日常の支払いではVisa・Mastercardに劣る場面がありました。12月16日(水)からはこの差がなくなるため、三菱UFJカードでAMEXブランドを選ぶ不利は、Apple Payが使えない点を除いてほぼ解消されます。
一方で、7%が付くのは月5万円までで、6.5%分のポイントは最大650ポイント(5円換算で3,250円相当)です。年間にすると最大39,000円相当で、プラチナ・アメックスの年会費22,000円(税込)を上回る計算ですが、対象店で毎月5万円を使い切ることが前提です。また、この7%は年会費無料の一般カードでも同じなので、プラチナを選ぶ理由にはなりません。筆者なら、対象店での支払いが月2〜3万円程度でも、三菱UFJ銀行をメインに使っているなら一般カードやゴールドのAMEXでエントリーしておきます。逆に、旅行特典やホテル上級会員資格を目的にアメックスを選ぶなら、比べる相手はアメックス発行のカードで、この改定は判断材料になりません。
カードの持ち方を見直すなら
よくある質問
三菱UFJカードのAMEXはいつから36ブランドで7%還元になりますか?
2026年12月16日(水)の利用分からです。12月15日(火)までにAMEXで払った追加18ブランドの利用は、優遇の対象外です。
アメックスが発行するプラチナ・カードも対象ですか?
対象ではありません。三菱UFJニコスが発行する三菱UFJカードの制度で、アメリカン・エキスプレスが発行するプラチナ・カードやゴールド・プリファード・カードには適用されません。
7%還元は自動で受けられますか?
自動ではありません。カードの支払口座を三菱UFJ銀行に設定し、MDCアプリからポイントアッププログラムにエントリーする必要があります。エントリーできるのは本人会員だけです。
7%還元に上限はありますか?
あります。6.5%分のスペシャルポイントは、毎月16日から翌月15日までの対象店での利用金額合計5万円が上限です。上限を超えた分は基本の0.5%になります。
AMEXブランドでApple Payは使えますか?
使えません。三菱UFJカードのApple Payは、Mastercard・Visaブランドだけが設定できます。上乗せ条件の「Apple Pay(QUICPay)の利用またはグローバルポイント Walletへのチャージ」は、AMEXブランドではWalletへのチャージで満たします。
ドミーとスシローの扱いはどう変わりますか?
ドミーは2026年12月15日(火)利用分で優遇が終わります(店舗によってはそれより前に終了)。スシローは12月16日(水)から「お持ち帰りネット注文」が対象に加わりますが、スシローデリバリーは対象外です。
まとめ|12月16日(水)からAMEXでもスーパーで7%
三菱UFJカードのAMEXブランドは、2026年12月16日(水)の利用分から、オーケー・東急ストア・くら寿司など18ブランドが加わり、対象店36ブランドすべてで7%の対象になります。受け取るには三菱UFJ銀行の支払口座とMDCアプリのエントリーが必要で、6.5%分は月5万円までです。AMEXではApple Payが使えないため、対象店ではカードで支払い、上乗せ条件はWalletへのチャージで満たします。
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出典
- 三菱UFJニコス「最大20%ポイント還元『ポイントアッププログラム』のサービス改定拡充のお知らせ」(2026年10月13日)(確認日:2026年10月15日(木))
- MUFG・三菱UFJ銀行・三菱UFJニコス ニュースリリース「アメリカン・エキスプレスのカードの優遇対象店舗を36ブランドに拡大」(2026年10月13日)(確認日:2026年10月15日(木))
- 三菱UFJカード「対象店舗のご利用が7%還元(いつものお店でポイント優遇)」(確認日:2026年10月15日(木))
本記事は2026年10月15日(木)時点の公式情報に基づきます。対象店舗ページは12月16日(水)の改定前の内容で、対象外の条件は改定後に変わる場合があります。利用前に公式サイトで最新の条件を確認してください。


