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Olive Visa Infiniteとアメックス・プラチナを比較|年会費差6.6万円の中身

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年会費10万円前後の上位カードを検討するとき、2026年に新しく比較対象へ加わったのがOlive フレキシブルペイ Visa Infinite(年会費99,000円・税込)です。長く国内の高年会費カードの基準点だったアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(年会費165,000円・税込)との差額は66,000円。月あたりにすると約5,500円の開きです。

この66,000円が何に対する金額なのかは、特典表を眺めるだけでは見えてきません。結論を先にお伝えすると、差の中身はほぼホテル・トラベル特典に集中しており、ポイント還元率そのものには差がありません。逆にSBI証券のクレカ積立のような資産運用まわりの特典はOlive側にしか存在せず、両者は「同じ土俵で優劣を競うカード」ではなく設計思想が違うカードとして並んでいます。

この記事では、三井住友銀行・三井住友カードのプレスリリースと公式ページ、アメリカン・エキスプレスの公式ページという一次情報を基点に、両カードの違いを紹介します。当サイトが得意とするホテル・トラベル特典の比較を最も厚く扱います。情報は2026年9月20日時点のものです。

目次
  1. スペック比較一覧
  2. 年会費99,000円と165,000円|差66,000円の中身
    1. Olive側は「年会費を消しにいく」設計
    2. アメックス・プラチナ側は「払い続ける前提」の設計
    3. 66,000円は何で構成されているのか
    4. 2026年7月1日の特典リニューアルで比較の前提が変わった
  3. ホテル・トラベル特典の比較|差が最も大きい領域
    1. 予約プログラム:FHRとザ・ホテル・コレクション(アメックス側のみ)
    2. 上級会員資格:対象グループが重ならない
    3. 継続特典:無料宿泊(現物)かポイントか
    4. ホテル・トラベル特典の小括
  4. 空港ラウンジの比較|プライオリティ・パスは互角、差は同伴者と自社ラウンジ
    1. プライオリティ・パスは条件がほぼ並ぶ
    2. センチュリオン・ラウンジは2026年7月8日に同伴者ルールが変更
    3. ラウンジ比較の小括
  5. ポイントと積立の比較|還元率は互角、構造が違う
    1. 通常利用のポイントは差がつかない
    2. 上乗せの仕組みは方向がまったく違う
    3. 投信積立はOlive側にしかない
  6. 使い分けと2枚持ちの考え方
    1. 条件との相性で見る早見
    2. 2枚持ちで注意したい「利用額の分散」
    3. 迷ったときの順序
  7. よくある質問
    1. Olive Infiniteとアメックス・プラチナは年会費がどれだけ違いますか?
    2. Olive Infiniteとアメックス・プラチナはホテル特典がどう違いますか?
    3. Olive Infiniteとアメックス・プラチナはどちらも家族が空港ラウンジを使えますか?
    4. Olive Infiniteとアメックス・プラチナは2枚持ちする意味がありますか?
  8. まとめ
  9. 参考・出典
  10. 関連記事

スペック比較一覧

まず全体像を9項目で並べます。細部は次章以降で扱うので、ここでは「どこに差があり、どこに差がないか」だけを押さえてください。

比較項目Olive フレキシブルペイ Visa Infiniteアメックス・プラチナ出典
年会費(本会員・税込)99,000円(一定条件で無料)165,000円(無料化条件の設定なし)SMBCプレスリリース/アメックス公式
年会費の差—66,000円(165,000円-99,000円)当サイト計算
家族カード永年無料。枚数の上限は公式に記載なし(申込は1回につき1人)。クレジットモード専用でキャッシュカード機能なし4枚まで無料三井住友カード公式/アメックス公式
基本還元クレジット/デビットモード1.0%、ポイント払いモード0.5%100円=1ポイント(メンバーシップ・リワード)SMBCプレスリリース/アメックス公式
投信積立への付与SBI証券クレカ積立に最大6.0%(月10万円まで。資産条件等の達成が必要)投信積立へのポイント付与特典は公式ページに記載なし三井住友カード公式/アメックス公式
コンシェルジュ24時間365日。電話・メール・LINE・専用Webサイト24時間365日・年中無休のプラチナ・コンシェルジェ・デスク(電話)SMBCプレスリリース/アメックス公式
空港ラウンジプライオリティ・パス「プレステージ」(家族カード会員も可・回数制限なし)プライオリティ・パス(家族カードも対象・回数無制限)+センチュリオン・ラウンジ+国内空港ラウンジ同伴1名無料SMBCプレスリリース/アメックス公式
ホテル特典IHG One Rewardsゴールドエリート、マリーナベイ・サンズのステータスマッチFHR、ザ・ホテル・コレクション、フリー・ステイ・ギフト、6グループの上級会員資格SMBCプレスリリース/アメックス公式
保険旅行傷害保険は海外・国内とも最高1億円。ほかに航空便遅延保険と、年間500万円を上限とするお買物安心保険旅行傷害保険 最高1億円、ショッピング・プロテクション 年間500万円まで、キャンセル・プロテクション、リターン・プロテクション。2026年10月1日から海外旅行傷害保険は利用付帯のみSMBC公式/アメックス公式
年間利用の継続特典年400万円(税込)以上で40,000ポイント、年700万円(税込)以上で110,000ポイント(いずれか一方)カード継続で国内対象ホテルの無料宿泊1泊2名分。年500万円(税込)以上の利用で2泊目とエアライン・クレジット10万円分が追加三井住友カード公式/アメックス公式

※本表は2026年9月20日時点の各社公式サイトの記載に基づきます。年会費・特典・適用条件は変更される場合があるため、申込前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

出典:「Olive Infinite」2026年5月26日より提供開始(三井住友銀行・三井住友カード ニュースリリースPDF)/Olive Infinite(三井住友銀行公式)/アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(アメックス公式)/プラチナ・カードの特典(アメックス公式)

表で目に留まるのは、基本還元率とコンシェルジュが横並びだという点です。24時間365日のコンシェルジュはどちらにも付き、基本還元も1.0%相当で並びます。差が出るのは、ホテル・ラウンジ・投信積立の3領域に絞られます。Olive側の条件や仕組みそのものを詳しく知りたい方は「Olive Infiniteとは?年会費・特典と無料化の条件」をあわせてご覧ください。

年会費99,000円と165,000円|差66,000円の中身

年会費の差額は66,000円です(165,000円-99,000円)。月あたり5,500円、1日あたり約181円という水準になります。ただしこの2枚は、年会費という数字の意味そのものが違います。

Olive側は「年会費を消しにいく」設計

Olive フレキシブルペイ Visa Infiniteの年会費99,000円(税込)には、請求そのものが発生しなくなる条件が用意されています。これはカード単体の特典ではなく、三井住友銀行と株式会社Oliveコンサルティングによる資産運用特典として設けられたものです。Olive資産運用サービスに申し込んだうえで、円普通預金の残高500万円以上、SBI証券の残高500万円以上、その合計であるOlive残高5,000万円以上という3つを同時に満たす必要があります。

注意したいのは、初回適用と2回目以降で条件そのものが変わる点です。初回は資産条件のみ、2回目以降は毎月8日の基準日に基づく計12回の判定のうち資産条件を10回以上満たし、かつ年間100万円以上のカード利用が追加で求められます。条件の細部は「Olive Infiniteとは?年会費・特典と無料化の条件」で紹介しています。

アメックス・プラチナ側は「払い続ける前提」の設計

一方、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの公式ページに記載されているのは「年会費 165,000円(税込)」という金額のみで、残高や利用額の条件で年会費が無料になるという案内はありません。165,000円は毎年発生する前提で、その対価として宿泊・ラウンジ・ダイニングの現物特典が並ぶ構成になっています。

この違いは、検討の出発点を変えます。Olive側は「三井住友銀行とSBI証券にまとまった資産を置けるか」が第一の問いになり、アメックス・プラチナ側は「165,000円分の宿泊・旅行特典を毎年使い切れるか」が第一の問いになります。

66,000円は何で構成されているのか

差額をカテゴリごとに分解すると、次のようになります。

領域差の有無内容
基本還元率差なしOlive 1.0%(クレジット/デビットモード)、アメックス 100円=1ポイント。1ポイント=1円相当と仮定すればどちらも1.0%相当
コンシェルジュほぼ差なしどちらも24時間365日。依頼チャネルの数はOlive側が多い(電話・メール・LINE・専用Webサイト)
空港ラウンジアメックス側に上乗せプライオリティ・パスは両者とも家族まで対象。アメックス側にセンチュリオン・ラウンジと国内空港ラウンジの同伴1名無料が加わる
ホテル特典差が最も大きいFHR・ザ・ホテル・コレクション・フリー・ステイ・ギフト・6グループの上級会員資格がアメックス側のみ。Olive側はIHGとマリーナベイ・サンズのステータスマッチ
投信積立Olive側のみSBI証券クレカ積立に最大6.0%(月10万円まで・条件達成が必要)。アメックス公式ページに同種の特典の記載なし
年間利用の継続特典性格が異なるOliveはポイント(40,000または110,000ポイント)、アメックスは現物(無料宿泊1泊2名分、年500万円以上の利用で2泊目とエアライン・クレジット10万円分)
ダイニングアメックス側に上乗せOliveはファインダイニング by 招待日和(全国約200店舗で大人2名以上の指定コース利用時に1名分無料)。アメックスはグローバル・ダイニング・キャッシュバック(50%・年間上限4万円)

66,000円の差は、ホテル・トラベル特典とラウンジの上乗せ分に対する金額だと読めます。逆にOlive側にしかない投信積立の特典は、この66,000円の外側にある要素です。

2026年7月1日の特典リニューアルで比較の前提が変わった

もう一つ押さえておきたいのが、アメックス・プラチナが2026年7月1日に特典のリニューアルを実施していることです。Olive フレキシブルペイ Visa Infiniteの提供開始(2026年5月26日)の直後にあたるため、提供開始当時の比較記事を読んでも現在の姿とは一致しません。改定の主な内容は次のとおりです(アメックス公式「特典・サービス改定のご案内」に掲載の新旧対照表より)。

区分項目内容
新設エアライン・クレジット入会時に10万円分(アメックス・トラベル オンラインでの30万円以上の海外航空券購入に使用可)。2年目以降は年間500万円(税込)以上の利用+カード継続で毎年10万円分
新設フリー・ステイ・ギフトの2泊目年間500万円(税込)以上の利用で、2泊目の無料宿泊を追加進呈
拡大ホテル・メンバーシップ4グループから6グループへ。One Harmony エクスクルーシィヴメンバー(2026年8月4日開始)とALL Accor ゴールドステータス(2026年秋開始予定)を追加
変更グローバル・ダイニング・キャッシュバック還元率20%から50%へ(年間上限4万円は据え置き)。2026年7月1日利用分から適用
変更海外旅行傷害保険2026年10月1日から自動付帯を終了し利用付帯のみに。補償金額(傷害死亡等 最高1億円)の変更はない
終了2 for 1 ダイニング by 招待日和予約は2026年9月27日19:00まで、利用は2026年9月30日まで
終了ラグジュアリー・ショッピング2026年12月31日利用分が最終
終了ゴルフ保険(自動付帯)2026年9月30日16:00で終了
終了旧継続特典のトラベルクレジット(2万円分)2027年8月31日進呈分が最終
変更なし年会費・家族カード年会費165,000円(税込)、家族カード4枚まで無料

※本表は2026年9月20日時点の公式サイトの記載に基づきます。適用日・条件は変更される場合があります。

出典:特典・サービス改定のご案内(アメックス公式)/旅行傷害保険(アメックス公式)

比較の観点で大きいのはエアライン・クレジット10万円分です。入会時は利用額の条件なしで10万円分が進呈され、2年目以降は年間500万円(税込)以上の利用とカード継続が条件になります。2年目以降の条件を満たせる方であれば、この1項目だけで年会費差66,000円を上回る金額が動く計算です。ただし使途はアメックス・トラベル オンラインでの海外航空券購入に限定されており、海外渡航の予定がなければ消化できません。「金額が大きい=誰にとっても得」とはならない性質の特典です。

保険については誤解が広がりやすいので、公式の告知どおりに紹介します。2026年7月1日に実施された「携行品損害保険の終了」は、グリーン・カード、ゴールド・カード、ゴールド・プリファード・カード、ANA・デルタ・ヒルトン・Marriott提携カードなどが対象で、プラチナ・カードは改定対象のカード一覧に含まれていません。プラチナ・カードに関する告知は別で、2026年10月1日から海外旅行傷害保険に旅行代金のカード決済が必要になるという内容です。改定後の補償額表にも携行品損害保険金100万円は記載されており、補償項目が消えるわけではありません。

裏を返すと、カード決済をしない旅行では、携行品損害だけでなく傷害死亡・治療費用・賠償責任なども含めて補償が受けられなくなるという変更です。Olive フレキシブルペイ Visa Infinite側も、旅行保険は事前に旅費等をクレジットモードまたはデビットモードで決済する必要があると公式に明記されています。2026年10月1日以降は「旅費をそのカードで払う」という条件が両者で揃うことになります。

次章から、最も差の大きいホテル・トラベル特典を詳しく見ていきます。

ホテル・トラベル特典の比較|差が最も大きい領域

2枚の性格がはっきり分かれるのがホテルまわりです。アメックス・プラチナは「予約プログラム+上級会員資格+無料宿泊」の3層構造、Olive フレキシブルペイ Visa Infiniteは「他社ステータスのマッチ」1層という違いがあります。順に見ていきます。

予約プログラム:FHRとザ・ホテル・コレクション(アメックス側のみ)

アメックス・プラチナの中核がファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)です。アメックス公式によると世界1,900ヶ所以上のホテル・リゾートが参加しており、専用予約サイトまたはプラチナ・コンシェルジェ経由で予約すると、通常料金のまま以下の特典が付きます。

FHRの標準特典公式の記載内容
アーリーチェックイン12:00よりチェックインができます
客室アップグレードチェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード
朝食(2名分)ご滞在中の朝食を2名様までサービス(連泊時は毎朝2名様分)
レイトチェックアウトチェックアウトの時間が16:00まで延長できます
オリジナル特典ホテルごとに用意された特典(当サイトの実測では100〜150米ドル相当のホテルクレジットが中心)

出典:ファイン・ホテル・アンド・リゾート(アメックス公式)

読み違えやすいのは16:00のチェックアウトが「延長できます」という表現であって「保証」ではない点と、オリジナル特典の金額が一律ではない点です。公式脚注も内容・金額はホテルによって異なるとしています。国内の対象施設については、当サイトで公式ページを実カウントした日本国内61軒(2026年7月時点)の一覧を「アメックスFHR日本の対象61軒一覧|狙い目と特典【2026年】」にまとめています。ホテルクレジットの使い切り方は「ホテルクレジットとは?実例でわかる使い方と損しない消化術」で紹介しています。

FHRより広い枠としてザ・ホテル・コレクションもあります。公式によると2連泊以上の予約が条件で、チェックアウト時に館内施設の利用代金から100米ドル相当オフ、空室状況による客室アップグレード、予約時の支払いで100円=2ポイント、といった内容です。

Olive フレキシブルペイ Visa Infinite側には、こうしたホテル予約プログラムは公式資料で確認できません。プレスリリースおよび公式ページに記載されているホテル関連特典は、次項のステータスマッチのみです。

上級会員資格:対象グループが重ならない

ここが実用上いちばん効く違いです。両者ともホテルの上級会員ステータスを用意していますが、対象グループがまったく重なりません。アメックス側は2026年7月の改定で4グループから6グループへ拡大しました。

カード対象ホテルグループとステータス
アメックス・プラチナヒルトン・オナーズ ゴールドステータス/Marriott Bonvoy ゴールドエリート/Radisson Rewards Premium/Seibu Prince Global Rewards プラチナメンバー/オークラ ニッコー ホテルズ One Harmony エクスクルーシィヴメンバー(2026年8月4日開始)/ALL Accor ゴールドステータス(2026年秋開始予定)
Olive フレキシブルペイ Visa InfiniteIHG One Rewards ゴールドエリート/マリーナベイ・サンズ「サンズ・ライフスタイル」エリートランクへのアップグレード(いずれもステータスマッチ)

※上記は2026年9月20日時点の各社公式サイトの記載に基づきます。付与条件・開始時期は変更される場合があります。

出典:プラチナ・カードの特典(アメックス公式)/ニュースリリースPDF(2026年5月26日・三井住友銀行/三井住友カード)

よく泊まるチェーンがヒルトンやマリオットなら、その資格が付くのはアメックス・プラチナ側だけです。逆にIHG系(インターコンチネンタル、ANAクラウンプラザ、ホリデイ・インなど)を軸にしている場合、IHG One Rewardsのゴールドエリートが得られるのはOlive側だけになります。シンガポールのマリーナベイ・サンズを定宿にしている方も同様です。「どちらのカードが格上か」ではなく、自分の宿泊実績がどちらのグループに寄っているかで決まる項目です。

なお、ステータスの中身も同一ではありません。アメックス側のヒルトン・オナーズ ゴールドやMarriott Bonvoy ゴールドエリートはカード特典としての付与、Olive側はプレスリリースに「ステータスマッチ」と記載されており、既存ステータスの照合という形式です。適用手続きと有効期間の扱いが異なるため、申込前に各ホテルプログラム側の条件も確認してください。

継続特典:無料宿泊(現物)かポイントか

年1回の継続特典も、性格がはっきり分かれます。

比較項目アメックス・プラチナOlive フレキシブルペイ Visa Infinite
特典の形フリー・ステイ・ギフト(国内対象ホテルの無料宿泊)継続特典(Vポイント)
標準の内容カード継続時に1泊2名分年間400万円(税込)以上の利用で40,000ポイント
上乗せ条件年間500万円(税込)以上の利用で2泊目を追加。同じ条件でエアライン・クレジット10万円分も進呈年間700万円(税込)以上の利用で110,000ポイント(40,000ポイントとの併給ではなく、いずれか一方)
利用額条件なしで受け取れるか受け取れる(1泊分は継続だけが条件)受け取れない(年間400万円以上の利用が最低条件)
使途の制約国内の対象ホテル・対象外日あり。エアライン・クレジットはアメックス・トラベル オンラインでの海外航空券購入に限定Vポイントとして幅広く使えるが、交換方法により1ポイント=1円相当にならない場合あり

※本表は2026年9月20日時点の各社公式サイトの記載に基づきます。

出典:プラチナ・カードの特典(アメックス公式)/リワードについて|Visa Infinite(三井住友カード公式)

差がはっきり出るのは年間利用額が400万円に届かない層です。Olive側は継続特典がゼロになりますが、アメックス・プラチナのフリー・ステイ・ギフトは利用額に関係なく、カードを継続するだけで1泊2名分が届きます。年間利用額が読めない方にとっては、この違いが年会費差66,000円の評価を大きく動かします。

一方、年間700万円以上を使う方の場合はOlive側の110,000ポイントが視野に入ります。1ポイント=1円相当と仮定した場合、110,000ポイントは年会費差66,000円を44,000円分上回る計算です(110,000-66,000=44,000)。なお三井住友カードは、Vポイントの交換先しだいで1ポイントあたりの価値が1円を下回る場合があると注記している点、継続特典は初年度には付与されない点には注意が必要です。

ホテル・トラベル特典の小括

  • 宿泊体験そのものを底上げする仕組み(FHR・ザ・ホテル・コレクション・無料宿泊)はアメックス・プラチナ側に集中しています。年会費差66,000円の主因はここです
  • 上級会員資格は対象グループが重ならないため、優劣ではなく「ヒルトン/マリオット系か、IHG系か」の住み分けになります
  • Olive側のホテル特典はステータスマッチ2件のみで、予約プログラムや無料宿泊に相当する仕組みは公式資料で確認できません
  • ただしOlive側は年会費が無料になり得る設計です。資産条件を満たす方にとっては「年会費0円でIHGゴールドとプライオリティ・パス プレステージ」という並びになり、比較の前提自体が変わります

空港ラウンジの比較|プライオリティ・パスは互角、差は同伴者と自社ラウンジ

ラウンジは「プライオリティ・パスの付帯条件」と「それ以外の上乗せ」に分けて見ると差がつかみやすくなります。

比較項目Olive フレキシブルペイ Visa Infiniteアメックス・プラチナ
プライオリティ・パスの会員プラン「プレステージ」会員プラン(プレスリリースに明記)会員プラン名の記載はなし。ラウンジ利用料は無料
家族会員への付帯付帯する(家族カード会員も利用可能)付帯する(公式に「家族カードは対象です」と記載)
利用回数回数制限なし利用料無料(回数の制限は記載なし)
同伴者公式資料に同伴者の扱いの記載なし1名まで無料。2名以上は1名につき35米ドル
対象ラウンジ数の記載公式ページでは世界1,800ヵ所以上(2026年9月時点)。2026年5月のプレスリリース時点では1,700ヵ所以上と案内されていました国内外1,300ヶ所以上
自社ラウンジなしセンチュリオン・ラウンジ(国内は羽田空港 第3ターミナル)
国内空港のカードラウンジ公式資料に記載なし国内外の対象空港ラウンジを同伴者1名と無料で利用可
その他SHARE LOUNGEの1時間チケットが月4枚グローバル・ラウンジ・コレクション

※本表は2026年9月20日時点の各社公式サイトの記載に基づきます。ラウンジの対象施設・利用条件は予告なく変更される場合があります。

出典:プライオリティ・パス(アメックス公式)/空港ラウンジ・サービス(アメックス公式)/ニュースリリースPDF(2026年5月26日)

プライオリティ・パスは条件がほぼ並ぶ

他社カードとの比較では「家族会員に付くかどうか」がプライオリティ・パスの最大の分かれ目になることが多いのですが、この2枚はどちらも家族カード会員が対象で、利用回数の制限もありません。家族カードの条件だけがわずかに違い、アメックス側は4枚まで無料と枚数が明示されているのに対し、Olive側は永年無料で枚数の上限が公式に記載されていません(申込は1回につき1人ずつ)。5人以上の家族でラウンジを使う想定なら、この差が効いてくる可能性があります。

対象ラウンジ数の表記が1,800ヵ所以上と1,300ヶ所以上で食い違って見えますが、これは同じプライオリティ・パスのネットワークを、各社が自社ページで異なる時点・基準で案内しているためと考えられます。実際に利用できる対象施設は、プライオリティ・パス公式サイトで最新の情報をご確認ください。カードによってネットワークが狭くなるという意味ではありません。

差が出るのは同伴者です。アメックス・プラチナは同伴者1名まで無料、2名以上は1名につき35米ドルと公式に明記されています。Olive側は公式資料に同伴者の扱いの記載がないため、本会員・家族会員それぞれがカードを持って入室する形が基本と考えられます。家族4人で移動するなら、アメックス側は家族カードを発行すればそれぞれが本会員として入室でき、Olive側も家族カードが無料なので同じ対応が可能です。

センチュリオン・ラウンジは2026年7月8日に同伴者ルールが変更

アメックス・プラチナ側の上乗せが、自社運営のセンチュリオン・ラウンジです。国内では羽田空港 第3ターミナルの4階(保安区域内)にあり、営業時間は8:00〜22:00・年中無休。第3ターミナルから出発する場合のみ利用できます。

ここで押さえておきたいのが、2026年7月8日に実施された同伴者ルールの変更です。プラチナ・カードおよびビジネス・プラチナ・カードの無料同伴者は2名から1名へ縮小され、同伴者にもカード会員と同一便の搭乗券の呈示が必要になりました。3名目以降は大人(18歳以上)1名につき50米ドル、子供(2歳以上17歳以下)1名につき30米ドルがかかります。乗り継ぎ時の利用条件も変更され、連絡便の出発5時間前からの利用、同日往復便は乗継便とみなさない扱いになっています。

この変更は羽田を含む対象空港で適用されています。設置ロケーションや同伴者ルールの詳細は「センチュリオン・ラウンジ全空港一覧|利用条件と同伴者ルール」で紹介しています。

出典:センチュリオン・ラウンジ 羽田空港(アメックス公式)

ラウンジ比較の小括

  • プライオリティ・パスの条件はほぼ互角。どちらも家族会員が対象で回数制限なし。ここでは年会費差66,000円の説明はつきません
  • 差はセンチュリオン・ラウンジと国内空港ラウンジの同伴1名無料。羽田 第3ターミナルからの国際線出発が多い方には、この2つがアメックス側の上乗せ分になります。逆に国内線中心・出発空港が第3ターミナル以外という使い方なら、ラウンジ面でアメックス側の上乗せはほとんど効きません
  • センチュリオン・ラウンジの同伴者は2026年7月8日から1名までに縮小されているため、人数の多い家族旅行では家族カードの発行が前提になります

ポイントと積立の比較|還元率は互角、構造が違う

先に前提をお伝えします。この章の金額はすべて1ポイント=1円相当と仮定した場合の目安です。三井住友カードの公式注記には、交換の方法しだいでVポイント1ポイントが1円相当に届かない場合があると書かれています。メンバーシップ・リワードも交換先によって1ポイントあたりの価値が動きます。実際の手取りは使い道で変わる、という前提でお読みください。

通常利用のポイントは差がつかない

Olive フレキシブルペイ Visa Infiniteの基本還元率はクレジットモード・デビットモードとも1.0%。アメックス・プラチナのメンバーシップ・リワードは100円=1ポイントです。1ポイント=1円相当と仮定すれば、どちらも1.0%相当で横並びになります。

年間利用額(税込)Olive(1.0%)アメックス(100円=1ポイント)差
300万円30,000ポイント30,000ポイント0
400万円40,000ポイント40,000ポイント0
500万円50,000ポイント50,000ポイント0
700万円70,000ポイント70,000ポイント0

※1ポイント=1円相当と仮定した通常利用分のみの比較。Olive側はポイント払いモードと追加した支払いモードの利用分を除きます。アメックス側は公式注記のとおり、一部の加盟店ではポイント加算が対象外または200円=1ポイントとなる場合があります。

つまり、年会費差66,000円を通常利用のポイント差で埋めることはできません。還元率が同じである以上、利用額をいくら増やしても差は開かない構造です。差が生まれるのは、以下の上乗せ部分だけになります。

上乗せの仕組みは方向がまったく違う

カード上乗せの仕組み達成条件の要旨
Olive対象のコンビニ・飲食店で最大20.0%20.0%は単独の付与率ではなく、基本の還元にコンビニ・飲食店分、家族ポイント、Vポイントアッププログラムを足し上げた合算の上限値です。決済手段はスマートフォンでのVisaのタッチ決済かモバイルオーダーに限られ、プラスチックカードをかざす方法・iD・端末への差し込み・磁気での取引は対象から外れます。上限の20%は景品表示法の定めによるものです
Oliveリワードアップ Visa Infinite(利用100円につき1〜9ポイント追加)宿泊予約サイト+4〜9%、交通+1〜4%、コンビニ+1〜7%など。加盟店ごとに条件があり、原則クレジットモードの利用が対象
OliveSBI証券クレカ積立 最大6.0%積立上限は月10万円。内訳は通常分が最大4.0%(年間のカード利用金額に応じたポイントアップを含む)で、ここにOlive資産運用サービスの申込と資産条件の達成による最大2.0%が乗る2階建て
アメックスメンバーシップ・リワード・プラス年間参加費3,300円(税込)だがプラチナ・カード会員は無料。ポイントの有効期限が無期限になり、対象加盟店の利用で100円=3ポイント(登録制・無料)
アメックスグローバル・ダイニング・キャッシュバック 50%国内外の対象レストラン2,000店以上が対象。年間上限4万円。2026年7月1日利用分から還元率20%を50%に変更

※本表は2026年9月20日時点の各社公式サイトの記載に基づきます。

出典:三井住友カード つみたて投資(三井住友カード公式)/メンバーシップ・リワード・プラス(アメックス公式)/プラチナ・カードの特典(アメックス公式)

Olive側は日常の決済単価が小さい支出(コンビニ・飲食)と資産運用に上乗せが寄っています。アメックス側は高単価のレストラン利用とポイントの保有・交換条件に寄っています。同じ「還元の上乗せ」でも、効いてくる支出のタイプが違います。

投信積立はOlive側にしかない

構造上いちばん大きな違いがこれです。アメックス・プラチナの公式ページには、投資信託の積立に対するポイント付与特典の記載がありません。一方Olive フレキシブルペイ Visa Infiniteは、SBI証券のクレカ積立に最大6.0%が付きます。

付与率年間積立額(月10万円×12ヵ月)獲得ポイント条件の要旨
1.0%120万円12,000ポイント投信積立に対する基本分のみの場合
4.0%120万円48,000ポイント年間のカード利用金額に応じたポイントアップまで届いた場合(通常分の上限)
6.0%120万円72,000ポイント上の4.0%に、Olive資産運用サービスの申込と資産条件(預金500万円・SBI証券500万円・合計5,000万円)を満たした場合の上乗せ2.0%が加わった場合

※1ポイント=1円相当と仮定した場合の目安です。上乗せの率は毎月の判定ごとに変わると公式に記載されています。

最大の6.0%まで到達した場合の72,000ポイントは、年会費差66,000円を6,000円分上回ります(72,000-66,000=6,000)。ただし注意点が2つあります。

  • 上乗せ2.0%が付く残高のラインは、年会費が無料になる資産条件と同一です。6.0%に到達できる資産状況なら年会費99,000円の請求自体が発生しない可能性が高く、「年会費差66,000円を積立で埋める」という問題設定そのものが成立しなくなります
  • クレカ積立で決済した金額は、入会特典・継続特典・年会費無料のカード利用条件のどの判定にも算入されないと公式に明記されています。年間120万円を積み立てても、継続特典の400万円・700万円の判定には1円も加算されません

資産運用の受け皿としてカードを使いたいならOlive、資産運用とカードを切り離して考えるならこの項目は比較材料になりません。ここでも優劣ではなく設計思想の違いが出ています。

使い分けと2枚持ちの考え方

ここまでの内容を、判断材料として使える形に落とし込みます。優劣ではなく条件との相性で見ていきます。

条件との相性で見る早見

こういう条件なら相性がよいのは理由
三井住友銀行とSBI証券に資産を寄せられる(円普通預金500万円以上・SBI証券500万円以上・合計5,000万円以上)Olive年会費99,000円の請求自体が発生しなくなる可能性があり、クレカ積立の上乗せ+2.0%の条件も同時に満たせる
ヒルトンやマリオット系のホテルによく泊まるアメックス・プラチナヒルトン・オナーズ ゴールドとMarriott Bonvoy ゴールドエリートはアメックス側のみ
IHG系(インターコンチネンタル、ANAクラウンプラザ等)が中心OliveIHG One Rewards ゴールドエリートのステータスマッチはOlive側のみ
年間のカード利用額が400万円に届かないアメックス・プラチナOliveの継続特典はゼロになるが、フリー・ステイ・ギフトの1泊分は利用額に関係なく受け取れる
年間700万円以上を1枚に集中させられるOlive継続特典110,000ポイントが年会費差66,000円を44,000円分上回る(1ポイント=1円相当と仮定した場合)
海外渡航が年1回以上あるアメックス・プラチナエアライン・クレジットの使途が海外航空券に限定されるため、渡航予定があって初めて価値が出る
投資信託の積立をカード決済でしたいOliveアメックス公式ページに投信積立へのポイント付与特典の記載がない
資産を一つの金融機関グループに集約したくないアメックス・プラチナOlive側の年会費無料条件は三井住友銀行とSBI証券の残高で判定されるため、資金の置き場所を寄せる必要がある

※本表は2026年9月20日時点の各社公式サイトの記載に基づく当サイトの見解です。

2枚持ちで注意したい「利用額の分散」

両方を持つ選択肢もあります。年会費の合計は264,000円(99,000円+165,000円)、Olive側が無料化条件を満たした場合は165,000円です。役割分担としては、Olive側に投信積立と日常決済・IHG系の宿泊、アメックス側にホテル予約と海外旅行を寄せる形が自然な組み合わせになります。

ただし、2枚持ちには見落としやすい落とし穴があります。どちらも年間利用額の条件で特典が跳ね上がる設計のため、利用を分散させると両方の条件を取り逃がすという点です。

年間600万円の振り分けOliveの継続特典アメックスの年500万円条件
Olive 400万円/アメックス 200万円40,000ポイント未達(2泊目・エアライン・クレジットなし)
Olive 100万円/アメックス 500万円0ポイント達成
Olive 300万円/アメックス 300万円0ポイント未達

Oliveの継続特典(年400万円以上)とアメックスの上乗せ条件(年500万円以上)を同時に満たすには、合計で年間900万円以上の利用が必要です(400万円+500万円)。年間600万円程度の利用額なら、2枚に分散するより1枚に集中させたほうが条件を確実に取れます。2枚持ちを検討するときは、年間利用額の総額を先に見積もってください。

なお、Olive側の年会費無料条件にある「年間100万円以上のカード利用」(2回目以降の適用に必要)も、分散によって割れる可能性があります。年会費無料を維持しながら2枚持ちをする場合は、この100万円を先に確保する設計にしておくと安全です。

迷ったときの順序

  1. 三井住友銀行とSBI証券に資産を寄せられるかを確認する。寄せられるなら、Olive側は年会費の話が消えるため比較の前提が変わります
  2. 直近1年の宿泊実績をホテルグループ別に数える。ヒルトン・マリオット系が多いか、IHG系が多いかで上級会員資格の価値が逆転します
  3. 年間のカード利用額と海外渡航の有無を見積もる。400万円・500万円・700万円のどのラインを超えられるかで、両者の継続特典の価値が変わります

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よくある質問

Olive Infiniteとアメックス・プラチナは年会費がどれだけ違いますか?

差は66,000円です。Olive フレキシブルペイ Visa Infiniteが99,000円(税込)、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードが165,000円(税込)で、その差額が66,000円になります。月あたりでは5,500円の開きです。ただしOlive側には年会費の請求自体が発生しなくなる条件(Olive資産運用サービスへの申込と、預金500万円・SBI証券500万円・合計5,000万円という3つの残高条件)が設定されている一方、アメックス・プラチナの公式ページには年会費が無料になる条件の記載がありません。金額の差だけでなく、この設計の違いもあわせて確認してください。情報は2026年9月20日時点のものです。

Olive Infiniteとアメックス・プラチナはホテル特典がどう違いますか?

アメックス・プラチナは、予約プログラム(ファイン・ホテル・アンド・リゾート、ザ・ホテル・コレクション)、6グループの上級会員資格、カード継続時の無料宿泊(フリー・ステイ・ギフト)という3層構造です。Olive フレキシブルペイ Visa Infiniteのホテル特典は、公式資料で確認できる範囲ではIHG One Rewardsゴールドエリートとマリーナベイ・サンズ「サンズ・ライフスタイル」のステータスマッチの2件のみで、予約プログラムや無料宿泊に相当する仕組みはありません。注意したいのは、上級会員資格の対象グループが両者でまったく重ならない点です。ヒルトンやマリオット系が中心ならアメックス・プラチナ、IHG系が中心ならOliveというように、自分の宿泊実績がどちらに寄っているかで価値が逆転します。

Olive Infiniteとアメックス・プラチナはどちらも家族が空港ラウンジを使えますか?

どちらも使えます。Olive フレキシブルペイ Visa Infiniteはプライオリティ・パスの「プレステージ」会員プランが家族カード会員も利用可能で回数制限なし、アメックス・プラチナもプライオリティ・パスについて公式に「家族カードは対象です」と記載されており、利用料は無料です。家族カードの年会費はOlive側が無料、アメックス側が4枚まで無料です。差が出るのは同伴者の扱いとラウンジの種類で、アメックス・プラチナはプライオリティ・パスの同伴者が1名まで無料(2名以上は1名につき35米ドル)、加えてセンチュリオン・ラウンジと国内空港ラウンジの同伴1名無料が付きます。なおセンチュリオン・ラウンジの無料同伴者は2026年7月8日から1名までに縮小されています。

Olive Infiniteとアメックス・プラチナは2枚持ちする意味がありますか?

年間の利用額次第です。年会費の合計は264,000円(99,000円+165,000円)で、Olive側が無料化条件を満たした場合は165,000円になります。注意したいのは、どちらも年間利用額に応じて特典が跳ね上がる設計のため、利用を分散させると両方の条件を取り逃がす点です。Oliveの継続特典(年400万円以上)とアメックスの上乗せ条件(年500万円以上)を同時に満たすには、合計で年間900万円以上の利用が必要になります。年間600万円程度であれば、2枚に分散するより1枚に集中させたほうが条件を確実に取れます。2枚持ちが噛み合うのは、投信積立とIHG系の宿泊をOlive側に、ホテル予約と海外旅行をアメックス側に寄せられる場合です。

まとめ

Olive フレキシブルペイ Visa Infiniteとアメックス・プラチナの年会費差66,000円は、「どちらが格上か」ではなく何に対して払う66,000円なのかで読み解くと判断しやすくなります。要点を紹介します。

  • 年会費は99,000円と165,000円で差は66,000円(月あたり5,500円)。Olive側は条件達成で請求自体が消える設計、アメックス側は払い続ける前提の設計です
  • 基本還元率とコンシェルジュは横並び。どちらも1.0%相当・24時間365日対応で、年会費差の説明にはなりません
  • 差が最も大きいのはホテル特典。FHR(世界1,900ヶ所以上・日本61軒)、ザ・ホテル・コレクション、フリー・ステイ・ギフトはアメックス側のみです
  • 上級会員資格は対象グループが重ならない。ヒルトン・マリオット系はアメックス、IHG系とマリーナベイ・サンズはOlive。宿泊実績次第で価値が逆転します
  • プライオリティ・パスはほぼ互角。どちらも家族会員が対象で回数制限なし。アメックス側の上乗せはセンチュリオン・ラウンジと国内空港ラウンジの同伴1名無料です
  • 投信積立への付与はOlive側のみ。最大6.0%(月10万円まで・資産条件等の達成が必要)で年間最大72,000ポイント。ただし6.0%に届く残高のラインは、年会費が無料になる条件と重なります
  • 2026年7月1日の特典リニューアルで比較の前提が変わっています。エアライン・クレジット10万円分の新設、フリー・ステイ・ギフト2泊目の追加、ホテル・メンバーシップの6グループ化、ダイニング還元の50%化、2 for 1 ダイニング by 招待日和の終了(2026年9月30日まで)などが実施されました

判断の起点は、年間のカード利用額よりも「資産をどこに置くか」と「どのホテルグループに泊まるか」の2点です。この2つが決まれば、66,000円を払うかどうかの答えは自然に出てきます。

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参考・出典

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の申込を勧誘するものではありません。年会費・特典・適用条件・キャンペーン内容は変更または終了される場合があります。申込・契約の判断は、必ず公式サイトの最新情報をご確認のうえで行ってください。本記事の情報は2026年9月20日時点のもので、内容に変更があった場合は記事を更新します。記事中の金額換算は「1ポイント=1円相当」と仮定した場合の目安であり、Vポイント・メンバーシップ・リワードとも交換方法によっては1ポイント=1円相当にならない場合があります。金額はすべて税込表記です。

なお、2027年度上期には三菱UFJフィナンシャル・グループの「エムット」から、年会費無料のプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードがリリース予定と発表されています(資産条件あり・2026年9月時点では未提供)。アメックス・プラチナともOlive Visa Infiniteとも決めきれない方は、発表内容ベースの比較をOlive Infiniteとエムットの比較記事で確認してみてください。

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