※本記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれます。
「日本にヒルトンって何軒あるんだろう?」——ヒルトン・オナーズの会員になると、まず気になるのがこれです。
2026年7月時点で、日本国内で営業中のヒルトン系列ホテルは9ブランド・全35軒。さらに2026年7月31日開業のコンラッド名古屋を皮切りに、2030年までに13軒の開業が発表されており、日本はいまヒルトンの出店ラッシュの真っ只中にあります。
この記事では、次の4つをまとめて整理しました。
- 全35軒の一覧表(ブランド別・所在地・開業年・客室数・エグゼクティブラウンジの有無)
- 9ブランドの違い(コンラッドとダブルツリーは何が違う?)
- 開業予定13軒の詳細(2026年〜2030年のパイプライン)
- ゴールド特典で「泊まって得する」ホテルはどこか(当サイトの本領です)
筆者はアメックス・プラチナ付帯のヒルトン・オナーズ ゴールド会員として、沖縄北谷・小田原・お台場・東京ベイ・福岡・名古屋など各地のヒルトンに宿泊してきました。単なる住所一覧ではなく、「ゴールド特典が効くかどうか」という視点で各ホテルを見ていきます。
ヒルトン系列の9ブランドをざっくり理解する
ヒルトンはグレードやコンセプトの異なる複数ブランドを展開しています。日本に進出済みなのは次の9ブランドです。
| ブランド | 位置づけ | 日本の軒数 | 代表ホテル |
|---|---|---|---|
| ウォルドーフ・アストリア | 最高級ラグジュアリー | 1 | ウォルドーフ・アストリア大阪 |
| コンラッド | ラグジュアリー | 2 | コンラッド東京 |
| LXR ホテルズ&リゾーツ | ラグジュアリー(個性派・隠れ家型) | 1 | ROKU KYOTO |
| キュリオ・コレクション | アッパースケール(個性派) | 2 | 旧軽井沢KIKYO |
| タペストリー・コレクション | ミドル〜アッパー(個性派) | 1 | ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ |
| キャノピーbyヒルトン | ライフスタイル型 | 2 | キャノピーbyヒルトン大阪梅田 |
| ヒルトン | フルサービスの主力ブランド | 16 | ヒルトン東京 |
| ダブルツリーbyヒルトン | フルサービス(カジュアル) | 8 | ダブルツリーbyヒルトン京都駅 |
| ヒルトン・ガーデン・イン | 宿泊特化型 | 2 | ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸 |
ざっくり言うと、ウォルドーフ・アストリア/コンラッド/LXRがラグジュアリー路線、ヒルトンが主力のフルサービス、ダブルツリーとヒルトン・ガーデン・インが価格を抑えやすい実用派です。キュリオ・タペストリーは「その土地ならではの個性派ホテル」をゆるやかに束ねるコレクションブランドで、ホテル名に旧名や独自名を残しているのが特徴です。
どのブランドでもヒルトン・オナーズ特典は共通で使える
重要なのは、どのブランドに泊まってもヒルトン・オナーズの会員特典は共通で適用されることです。
ヒルトン・オナーズは2026年1月にプログラムが刷新され、ステータス条件が大幅に緩和されました。
| ステータス | 必要泊数(年間) | 主な特典 |
|---|---|---|
| シルバー | 10泊 | ボーナスポイント20% |
| ゴールド | 25泊(旧40泊) | 朝食無料(2名分)・客室アップグレード(空き状況次第) |
| ダイヤモンド | 50泊(旧60泊) | エグゼクティブラウンジアクセス・ボーナス100% |
| ダイヤモンド・リザーブ(新設) | 80泊(または40滞在)かつ年間対象利用18,000米ドル | スイート確約アップグレード券・16時レイトチェックアウト保証 |
※シルバー〜ダイヤモンドは泊数・滞在数・年間利用額のいずれか達成で到達できますが、最上位のダイヤモンド・リザーブのみ泊数と利用額の両方が必要です。また、この刷新で宿泊実績の翌年繰越(ロールオーバーナイト)は廃止されました(出典: ヒルトン公式リリース)。
なかでも価値が大きいのがゴールドの「朝食2名分無料」。米国内のホテルではF&Bクレジット(飲食クレジット)に置き換えられていますが、日本を含む米国外のホテルでは朝食無料が継続しています。都市部のヒルトンは朝食ビュッフェが1名4,000円前後なので、2名なら1泊あたり約8,000円分。これが毎泊付くと考えると、ステータスの持つ意味が変わってきます。
しかも後述するとおり、ゴールドは25泊しなくてもアメックスのカード付帯で取得できます。この記事の一覧表に「ラウンジ有無」の列を付けているのは、こうした特典が実際に効くホテルを見分けるためです。
PR|アメックス・プラチナ
ヒルトン・オナーズ ゴールド(朝食2名分無料)は、アメックス・プラチナカードのホテル・メンバーシップ登録なら宿泊実績なしで取得できます。当サイトからの紹介リンク経由でお申し込みいただくと、紹介プログラム限定の入会特典(2026年7月時点で最大230,000ポイント)が適用されます。
【ブランド別】日本のヒルトン系列ホテル全35軒一覧(2026年7月時点)
それでは全35軒を、グレードの高いブランドから順に見ていきます。
※客室数・開業年は各ホテル公式サイト・運営会社プレスリリースに基づく2026年7月時点の情報です。
ラグジュアリー4軒(ウォルドーフ・アストリア/コンラッド/LXR)
| ホテル名 | 所在地 | 開業年 | 客室数 | ラウンジ | 宿泊記 |
|---|---|---|---|---|---|
| ウォルドーフ・アストリア大阪 | 大阪市北区(うめきた) | 2025年 | 252室 | なし※1 | — |
| コンラッド東京 | 東京都港区(汐留) | 2005年 | 290室 | あり(37階) | — |
| コンラッド大阪 | 大阪市北区(中之島) | 2017年 | 164室 | あり(39階)※2 | — |
| ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts | 京都市北区(鷹峯) | 2021年 | 114室 | なし | — |
※1 ウォルドーフ・アストリア大阪の「ピーコックアレー」は全客向けのラウンジ&バーで、会員向けエグゼクティブラウンジではありません。
※2 コンラッド大阪のラウンジ利用時、朝食は40階「アトモス・ダイニング」での提供です。
2025年4月開業のウォルドーフ・アストリア大阪は、うめきた「グラングリーン大阪」の28〜38階を占める日本初のWA。コンラッド東京・大阪はいずれもエグゼクティブラウンジを備えた、ダイヤモンド会員に人気の2軒です。ROKU KYOTOは洛北・鷹峯の自然に囲まれた隠れ家型リゾートで、いわゆる「ラウンジ・ビュッフェ型」とは別世界の滞在が楽しめます。
ライフスタイル・コレクション5軒(キュリオ/タペストリー/キャノピー)
| ホテル名 | 所在地 | 開業年 | 客室数 | ラウンジ | 宿泊記 |
|---|---|---|---|---|---|
| 旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクションbyヒルトン | 長野県軽井沢町 | 2018年 | 50室 | なし | — |
| ヒノデヒルズ・ニセコビレッジ キュリオ・コレクションbyヒルトン | 北海道ニセコ町 | 2025年 | 79室 | なし | — |
| ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ タペストリー・コレクションbyヒルトン | 北海道ニセコ町 | 2025年 | 200室 | なし | — |
| キャノピーbyヒルトン大阪梅田 | 大阪市北区(うめきた) | 2024年 | 308室 | なし | — |
| キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート | 沖縄県宮古島市 | 2026年 | 306室 | なし | — |
※ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジは冬季シーズン営業のホテルです(例年12月頃オープン。グリーンシーズンは休業)。
このカテゴリはここ2年で一気に増えました。2025年12月にはニセコビレッジでキュリオ(ヒノデヒルズ)とタペストリー(グリーンリーフ、日本初進出)が相次いでデビュー。2026年4月にはキャノピー宮古島が開業し、宮古島は後述のヒルトンと合わせて系列2軒体制になっています。
ヒルトン16軒(主力ブランド・ラウンジ有無つき)
主力ブランドの「ヒルトン」は全国16軒。エグゼクティブラウンジの有無がホテル選びの分かれ目になるので、必ずチェックしてください。
| ホテル名 | 所在地 | 開業年 | 客室数 | ラウンジ | 宿泊記 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヒルトンニセコビレッジ | 北海道ニセコ町 | 2008年※ | 506室 | なし | — |
| ヒルトン東京 | 東京都新宿区 | 1984年 | 830室 | あり(37階) | — |
| ヒルトン東京お台場 | 東京都港区(台場) | 2015年※ | 453室 | あり(3階) | 準備中 |
| ヒルトン東京ベイ | 千葉県浦安市(舞浜) | 1988年 | 828室 | セレブリオラウンジ※1 | 準備中 |
| ヒルトン成田 | 千葉県成田市 | 2002年※ | 548室 | なし | — |
| ヒルトン横浜 | 横浜市西区(みなとみらい) | 2023年 | 339室 | あり(5階) | — |
| ヒルトン小田原リゾート&スパ | 神奈川県小田原市 | 2004年※ | 163室 | なし※2 | 宿泊記を読む |
| ヒルトン名古屋 | 名古屋市中区(栄) | 1989年 | 460室 | あり(2階)※3 | 準備中 |
| ヒルトン大阪 | 大阪市北区(梅田) | 1986年 | 562室 | あり(3階) | — |
| ヒルトン京都 | 京都市中京区 | 2024年 | 313室 | あり(9階) | — |
| ヒルトン広島 | 広島市中区 | 2022年 | 420室 | あり(22階) | — |
| ヒルトン福岡シーホーク | 福岡市中央区 | 2010年※ | 1,052室 | あり(33階) | 準備中 |
| ヒルトン長崎 | 長崎市(長崎駅西口) | 2021年 | 200室 | あり(11階) | — |
| ヒルトン沖縄北谷リゾート | 沖縄県北谷町 | 2014年 | 346室 | あり(9階) | 宿泊記を読む |
| ヒルトン沖縄瀬底リゾート | 沖縄県本部町(瀬底島) | 2020年 | 298室 | あり(9階) | — |
| ヒルトン沖縄宮古島リゾート | 沖縄県宮古島市 | 2023年 | 329室 | あり(7階) | — |
※開業年に「※」が付くホテルは既存ホテルからのリブランドで、ヒルトンとしての開業年を記載(ニセコビレッジ=旧ニセコ東山プリンス新館、お台場=旧ホテル日航東京、成田=旧リーガロイヤルホテル成田、小田原=旧スパウザ小田原、福岡=旧JALリゾートシーホークホテル福岡)。
※1 ヒルトン東京ベイのラウンジは「セレブリオラウンジ」という名称で、セレブリオ・セレクト等の対象客室宿泊者に加えてヒルトン・オナーズ ダイヤモンド会員も利用できます(一般的なエグゼクティブラウンジとは形態が異なります)。
※2 ヒルトン小田原にエグゼクティブラウンジはなく、代わりに有料の「オーシャンラウンジ」(1名1日6,252円)があります。
※3 ヒルトン名古屋のラウンジは2025年11月に26階から2階へ移転・拡大リニューアルされています。
16軒中12軒にエグゼクティブラウンジがある、というのが2026年時点の答えです(ラウンジなしはニセコビレッジ・東京ベイ※・成田・小田原)。都市型では新宿のヒルトン東京と梅田駅前のヒルトン大阪が2大巨頭、リゾート型では沖縄3軒(北谷・瀬底・宮古島)がすべてラウンジ付きなのが嬉しいところです。
筆者が泊まったなかでのおすすめは、美浜アメリカンビレッジ隣接で子連れに使いやすいヒルトン沖縄北谷リゾート。プールや朝食、ゴールド特典が実際どこまで効くか——ゴールドではエグゼクティブラウンジに入れない、という正直なところも含めて——は宿泊記に詳しくまとめています。
ダブルツリーbyヒルトン8軒
| ホテル名 | 所在地 | 開業年 | 客室数 | ラウンジ | 宿泊記 |
|---|---|---|---|---|---|
| ダブルツリーbyヒルトン那覇 | 那覇市(旭橋) | 2012年※ | 227室 | なし | — |
| ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城 | 那覇市(首里) | 2016年※ | 333室 | なし | — |
| ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート | 沖縄県北谷町 | 2018年 | 160室 | なし | — |
| ダブルツリーbyヒルトン富山 | 富山市(富山駅前) | 2023年 | 201室 | なし | — |
| ダブルツリーbyヒルトン京都東山 | 京都市東山区 | 2023年 | 158室 | なし | — |
| ダブルツリーbyヒルトン京都駅 | 京都市南区(八条口) | 2024年 | 266室 | あり(7〜9階宿泊者向け) | — |
| ダブルツリーbyヒルトン大阪城 | 大阪市中央区 | 2024年 | 373室 | あり(20階) | — |
| ダブルツリーbyヒルトン東京有明 | 東京都江東区(有明) | 2024年 | 363室 | なし | — |
※那覇=旧ホテルソルヴィータプレミア旭橋、那覇首里城=旧ホテル日航那覇グランドキャッスルのリブランド。
※ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城は2027年1月1日にヒルトングループを離脱予定と報じられています(「ザ グランドキャッスル 那覇 首里城 by ヒューイットリゾート」へ再リブランド。出典: Traicy 2026年6月22日)。2027年以降の宿泊はオナーズ特典・ポイント利用の対象外となる見込みなので、特典利用を考えている方は2026年中に。
チェックイン時に焼きたてチョコチップクッキーがもらえることで有名なダブルツリー。「カジュアル寄り」の位置づけながら、2024年開業の京都駅・大阪城の2軒はエグゼクティブラウンジ付きで、ヒルトン本家顔負けの設備を持ちます。料金はヒルトンより一段抑えめのことが多く、ゴールドの朝食無料特典との相性が良い(=特典の相対価値が高い)ブランドです。
ヒルトン・ガーデン・イン2軒
| ホテル名 | 所在地 | 開業年 | 客室数 | ラウンジ | 宿泊記 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸 | 京都市下京区 | 2022年 | 250室 | なし | — |
| ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい | 横浜市西区(みなとみらい) | 2026年 | 228室 | なし | — |
宿泊特化型のヒルトン・ガーデン・インは2022年に京都四条烏丸で日本初進出し、2026年4月に横浜みなとみらい(旧ザ・スクエアホテル横浜みなとみらいのリブランド)で関東初上陸。観光やビジネスの拠点として価格を抑えつつ、オナーズのポイントやステータス実績はしっかり貯まります。
【エリア別】ヒルトン系列ホテルの分布
同じ35軒をエリア別に並べ直すと、旅行の行き先からホテルを探しやすくなります。
首都圏(9軒)
- 東京都(4軒): ヒルトン東京/ヒルトン東京お台場/コンラッド東京/ダブルツリーbyヒルトン東京有明
- 千葉県(2軒): ヒルトン東京ベイ(舞浜・ディズニー隣接)/ヒルトン成田(空港前泊の定番)
- 神奈川県(3軒): ヒルトン横浜(Kアリーナ隣接)/ヒルトン小田原リゾート&スパ/ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい
関西(10軒)
- 大阪府(5軒): ヒルトン大阪/コンラッド大阪/ウォルドーフ・アストリア大阪/キャノピーbyヒルトン大阪梅田/ダブルツリーbyヒルトン大阪城
- 京都府(5軒): ヒルトン京都/ROKU KYOTO/ダブルツリーbyヒルトン京都東山/ダブルツリーbyヒルトン京都駅/ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸
特に大阪・うめきたの「グラングリーン大阪」には、ウォルドーフ・アストリアとキャノピーが同じ再開発エリア内に共存。最高級からライフスタイル型まで、予算に応じて同じ街区で選べるという珍しい状況になっています。
沖縄(7軒)——国内リゾートの最激戦区
- 沖縄本島(5軒): ヒルトン沖縄北谷リゾート/ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート/ヒルトン沖縄瀬底リゾート/ダブルツリーbyヒルトン那覇/ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
- 宮古島(2軒): ヒルトン沖縄宮古島リゾート/キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート
北谷はヒルトンとダブルツリーが隣接して立地し、ダブルツリー宿泊者もヒルトン側の一部施設を利用できる運用が特徴。瀬底は国内ヒルトン唯一の本格ビーチ直結リゾートです。
北海道・その他(9軒)
- ニセコ(3軒): ヒルトンニセコビレッジ/ヒノデヒルズ・ニセコビレッジ/ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ——すべてニセコビレッジ地区に集中
- その他(6軒): ヒルトン名古屋/ダブルツリーbyヒルトン富山/ヒルトン広島/ヒルトン長崎/ヒルトン福岡シーホーク/旧軽井沢KIKYO
【2026年〜2030年】ヒルトン開業予定13軒まとめ
ここからがこの記事の目玉です。現在発表されている開業予定13軒を時系列で整理しました。発表済みの計画を合算すると、日本のヒルトンは2030年頃には約50軒規模に達する計算です。
2026年開業: コンラッド名古屋/ヒルトン高山
| ホテル | 開業予定 | 規模 | ポイント |
|---|---|---|---|
| コンラッド名古屋 | 2026年7月31日 | 170室(全室50㎡以上) | 栄「ザ・ランドマーク名古屋栄」上層階。国内3軒目のコンラッド |
| ヒルトン高山リゾート | 2026年9月14日 | 283室(開業時約90室→2027年春全室) | 旧ホテルアソシア高山リゾートのリブランド。温泉大浴場+エグゼクティブラウンジ |
| カサラ ニセコビレッジ LXR | 当初2025年中→遅延中(新期日未発表) | タウンハウス全8棟 | LXR転換を発表済みだが目標時期を過ぎており、現在も旧名称で営業中 |
まもなく開業のコンラッド名古屋は、全室50㎡以上のオールスイート級レイアウトで中部圏初のラグジュアリーヒルトン。ヒルトン高山はヒルトンブランドとして岐阜県初進出で、飛騨高山の温泉リゾートにゴールド特典を持ち込める1軒として注目しています。なお、この2軒はいずれも公式サイトでの予約受付がすでに始まっています(コンラッド名古屋は2026年5月13日、ヒルトン高山は2026年6月1日開始)。
2027年開業: コンラッド横浜/ウォルドーフ・アストリア東京ほか
| ホテル | 開業予定 | 規模 | ポイント |
|---|---|---|---|
| コンラッド横浜 | 2027年5月 | 272室 | 馬車道駅徒歩2分・北仲通の複合ビル。屋内プール&ラウンジ |
| ウォルドーフ・アストリア東京日本橋 | 2027年秋 | 197室 | 東京ミッドタウン日本橋39〜47階。WA東京初進出 |
| ヒルトン・ガーデン・イン長崎中華街 | 2027年前半 | 313室 | 新地中華街近接・エリア最大級。九州初のHGI |
| 雅叙園東京 LXR | 2027年 | 60室 | ホテル雅叙園東京がLXRへ。2026年半ばに一部先行再開→2027年正式開業 |
2028年以降: LXRラッシュと札幌・神戸のビッグプロジェクト
| ホテル | 開業予定 | 規模 | ポイント |
|---|---|---|---|
| キャノピーbyヒルトン東京赤坂 | 2028年 | 174室 | 赤坂駅直結の再開発ビル。TBS×三菱地所 |
| Umiuta Hiroshima, LXR(宮島口) | 2028年 | 61室(客室から厳島神社の大鳥居を望む) | 宮島口の海辺に新築。2026年7月に名称決定 |
| (仮称)箱根強羅 LXR | 2028年夏 | 94室(全室50㎡以上・露天風呂付き) | ヒルトン箱根初進出 |
| (仮称)京都ブライトンホテル キュリオ | 2028年冬 | 約160室 | 現ホテルは2026年11月30日で営業終了→全館改修 |
| (仮称)ヒルトン札幌パークホテル | 2030年頃 | 約350室 | 札幌パークホテル建て替え。現ホテルは2027年2月末閉館 |
| コンラッド神戸 | 2030年 | 136室 | 三宮・花時計前駅直結の市役所2号館再整備ビル。兵庫県初 |
※開業予定の情報は各ホテル名のリンク先(運営・開発各社の発表リリース)に基づきます。開業時期・内容は今後変更される可能性があります。
開業予定の注目ポイント
- LXRが一気に5軒体制へ。現在はROKU KYOTOの1軒だけですが、カサラニセコ・雅叙園東京・宮島口・箱根強羅が加わり、「日本=ヒルトンのラグジュアリー個性派の主戦場」になりつつあります。いずれも温泉・海景・庭園と、日本らしい体験型の立地ばかりです。
- リブランド組は「休館スケジュール」に注意。京都ブライトンホテルは2026年11月30日で営業終了、札幌パークホテルは2027年2月28日閉館と、ヒルトンになる前に長期休館が挟まります。「行き慣れた元ホテル」に泊まりたい人は締め切りがあります。
- 開業直後はポイント宿泊・キャンペーンの狙い目。新規開業ホテルは知名度が上がる前の期間が最も予約を取りやすく、オナーズの開業記念キャンペーンが出ることもあります。この記事は開業のたびに更新するので、ブックマークしておいてください。
ゴールド特典で選ぶ「泊まって得する」ヒルトンはどこか
ここからは当サイトの本領、「ヒルトン・オナーズの特典がどのホテルで最大化するか」の話です。
エグゼクティブラウンジがあるホテル一覧(ダイヤモンド会員向け)
ダイヤモンド会員(および対象客室の宿泊者)は、エグゼクティブラウンジで朝食・ティータイム・イブニングカクテルを利用できます。2026年7月時点でラウンジがあるのは35軒中16軒です。
| エリア | ラウンジのあるホテル |
|---|---|
| 首都圏 | ヒルトン東京(37階)/ヒルトン東京お台場(3階)/コンラッド東京(37階)/ヒルトン横浜(5階) |
| 中部・北陸 | ヒルトン名古屋(2階) |
| 関西 | ヒルトン大阪(3階)/コンラッド大阪(39階)/ヒルトン京都(9階)/ダブルツリーbyヒルトン京都駅(9階)/ダブルツリーbyヒルトン大阪城(20階) |
| 中国・九州 | ヒルトン広島(22階)/ヒルトン福岡シーホーク(33階)/ヒルトン長崎(11階) |
| 沖縄 | ヒルトン沖縄北谷リゾート(9階)/ヒルトン沖縄瀬底リゾート(9階)/ヒルトン沖縄宮古島リゾート(7階) |
※ヒルトン東京ベイの「セレブリオラウンジ」は形態が異なるため上表から除外していますが、対象客室宿泊者のほかダイヤモンド会員も利用できます。ダブルツリー京都駅のラウンジはエグゼクティブフロア宿泊者向けです。
沖縄リゾート3軒がすべてラウンジ付きという点は、ファミリー層には特に大きい。プールとラウンジを往復するだけで、飲み物・軽食に財布を出さない滞在が成立します。
朝食無料の価値が大きいホテルはどこか(ゴールド会員向け)
ゴールド会員の「朝食2名分無料」の金銭価値は、そのホテルの朝食単価で決まります。主要ホテルの朝食ビュッフェ料金(大人1名)と、2名分の1泊あたり価値がこちら。
| ホテル | 朝食料金(大人1名) | ゴールド特典の価値(2名/泊) |
|---|---|---|
| ヒルトン大阪 | 5,000円 | 10,000円 |
| ヒルトン東京 | 4,200円 | 8,400円 |
| ヒルトン東京ベイ | 4,200円 | 8,400円 |
| ヒルトン横浜 | 3,800円 | 7,600円 |
| ヒルトン沖縄北谷リゾート | 3,600円 | 7,200円 |
| ヒルトン福岡シーホーク | 3,600円 | 7,200円 |
| ダブルツリーbyヒルトン京都駅 | 3,800円 | 7,600円 |
| ダブルツリーbyヒルトン那覇 | 3,200円 | 6,400円 |
※2026年7月時点の各ホテル公式サイト掲載料金(税・サービス料込。出典: ヒルトン東京・ヒルトン大阪ほか各公式ページ)。ヒルトン横浜は2026年10月1日に料金改定が予告されています。
つまり夫婦・カップルで2泊すれば1.5万〜2万円分の朝食が無料になる計算です。宿泊料金が高いホテルほど朝食単価も高い傾向があるので、「ゴールド特典の効き」で選ぶなら都市部の大型ヒルトン、なかでもヒルトン大阪・東京クラスが最も強力。一方でダブルツリーも朝食は1名3,200〜3,800円と侮れない水準で、宿泊料金そのものがヒルトンより抑えめな分、ゴールドなら「実質朝食付きの割安ステイ」が組み立てられます。
筆者も北谷で家族の朝食(ゴールドで大人2名分無料+子ども料金は実費)にこの特典を使い、正直「これだけでかなり元が取れそうだ」と感じました。
アメックスでヒルトン・ゴールドになる方法(25泊は不要です)
ここまで読んで「でもゴールドって年25泊でしょ?」と思った方へ。実はカードを持つだけでゴールドになるルートがあります。
| ルート | 年会費 | 内容 |
|---|---|---|
| アメックス・プラチナ・カード | 165,000円 | ホテル・メンバーシップ登録(無料)でヒルトン・ゴールド。マリオット等の上級会員資格も同時に取得可能 |
| ヒルトン・オナーズ アメックス | 16,500円 | 保有だけでゴールド自動付帯 |
| ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアム | 66,000円 | ゴールド自動付帯+年間200万円利用でダイヤモンド |
※アメックス・ゴールド・プリファードにはヒルトン・ゴールドは付帯しません(付帯するのはプリンスホテルの上級資格)。
ヒルトン中心ならヒルトン・オナーズ アメックスが最安ルートですが、筆者はアメックス・プラチナ派です。理由は単純で、ヒルトン・ゴールドに加えてマリオット・ゴールドなど複数チェーンの上級資格が1枚でまとめて手に入り、さらにFHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)や継続特典など、ホテル好きに効く特典が全部乗りだからです。継続特典の目玉である無料宿泊券はフリー・ステイ・ギフト完全ガイドで解説しています(対象52軒に国内ヒルトン14軒を含みます)。プラチナの特典全体は別記事で詳しく解説しています。
PR|アメックス・プラチナ
本記事で紹介したヒルトン・オナーズ ゴールド(朝食2名分無料)は、アメックス・プラチナカードのホテル・メンバーシップ登録で、宿泊実績なしで取得できます。当サイトからの紹介リンク経由でお申し込みいただくと、紹介プログラム限定の入会特典(2026年7月時点で最大230,000ポイント)が適用されます。
筆者の宿泊記(実体験レポート)
このサイトでは、実際に泊まったヒルトンの宿泊記を順次公開しています。一覧表の「宿泊記」列からも飛べます。
- 公開中: ヒルトン沖縄北谷リゾート宿泊記|ゴールド特典とスリユン朝食——プール・朝食からゴールド特典の実際の効き具合まで、家族旅行の実録です/ヒルトン小田原ブログレビュー|子連れ温泉リゾートの実力——温泉・プールと子連れ滞在の実録です
- 準備中: ヒルトン東京お台場/ヒルトン東京ベイ/ヒルトン福岡シーホーク/ヒルトン名古屋——公開次第、ここと一覧表にリンクを追加します
なお、ヒルトンを公式サイトより安く泊まるテクニックとしてベストレート保証(BRG)も活用しています。使い方は別記事でどうぞ。
よくある質問
日本にヒルトン系列ホテルは何軒ありますか?
2026年7月時点で9ブランド・35軒が営業しています。内訳はヒルトン16軒、ダブルツリーbyヒルトン8軒、コンラッド2軒、キュリオ・コレクション2軒、キャノピーbyヒルトン2軒、ヒルトン・ガーデン・イン2軒、ウォルドーフ・アストリア1軒、LXR1軒、タペストリー・コレクション1軒です。このほかに2030年までに13軒の開業が発表されています。
ヒルトンとダブルツリーbyヒルトンの違いは何ですか?
どちらもフルサービスホテルですが、ヒルトンが主力の上位ブランドで、ダブルツリーはやや価格を抑えたカジュアル寄りの位置づけです。ダブルツリーはチェックイン時のチョコチップクッキーが名物で、ヒルトン・オナーズの特典(ゴールドの朝食2名無料など)は両ブランド共通で使えます。京都駅・大阪城の2軒のようにエグゼクティブラウンジを備えるダブルツリーもあります。
エグゼクティブラウンジがあるのはどのホテルですか?
2026年7月時点では35軒中16軒にあります。ヒルトンブランドでは東京・お台場・横浜・名古屋・大阪・京都・広島・福岡シーホーク・長崎・沖縄北谷・沖縄瀬底・沖縄宮古島の12軒、ほかにコンラッド東京・コンラッド大阪、ダブルツリーbyヒルトン京都駅・大阪城です。ダイヤモンド会員は原則、客室カテゴリにかかわらずラウンジを利用できます(一部ホテルでは対象客室宿泊者向けなど運用が異なる場合があります)。
次に日本で開業するヒルトンはどこですか?
2026年7月31日開業のコンラッド名古屋です(栄・ザ ランドマーク名古屋栄、170室)。続いて2026年9月14日にヒルトン高山リゾートが開業予定で、以降もコンラッド横浜(2027年5月)、ウォルドーフ・アストリア東京日本橋(2027年秋)など13軒のパイプラインが控えています。
まとめ|日本のヒルトンは「35軒→約50軒」へ拡大中
最後に、この記事の要点です。
- 日本のヒルトン系列は2026年7月時点で9ブランド・35軒。発表済みの13軒が加わると2030年頃には約50軒規模へ
- エグゼクティブラウンジは16軒。沖縄リゾート3軒がすべてラウンジ付きなのは家族旅行に効く
- ゴールドの朝食2名無料は1泊7,000〜10,000円相当。都市部の大型ヒルトンほど価値が大きい
- ゴールドは25泊しなくてもアメックス・プラチナ等のカード付帯で取得可能
ヒルトンの魅力は、最高級のウォルドーフ・アストリアから宿泊特化のガーデン・インまで、同じ会員特典で横断的に使い倒せることに尽きます。この記事はコンラッド名古屋の開業(2026年7月31日)をはじめ、新規開業のたびに更新していきます。
あわせて読みたい関連記事はこちら。


