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「プラチナカードを持つなら、アメックスとJCBのどちらがいいのか」——年会費を並べると、アメックス・プラチナが165,000円、JCBプラチナが27,500円。その差は137,500円、実に約6倍の開きがあります。同じ「プラチナ」を名乗り、どちらも24時間365日のコンシェルジュとプライオリティ・パスを備えているだけに、この年会費差にどれだけの意味があるのかは気になるところです。
先に結論をお伝えすると、答えは使い方で分かれます。ホテルの上級会員資格やFHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)を軸に旅を組み立て、家族でも空港ラウンジを使うならアメックス・プラチナ。コストを抑えつつ、コンシェルジュやプライオリティ・パスといったプラチナ級の基本体験を手に入れたいならJCBプラチナが向いています。
この記事では、アメックス・プラチナとJCBプラチナの2枚を、2026年9月時点の情報でコンシェルジュ・空港ラウンジ・ホテル特典・グルメ・USJ特典・保険・ポイントの順に1対1で比較します。筆者はアメックス・ビジネス・プラチナを保有し、コンシェルジュやFHR、USJの貸切ナイトを実際に使ってきました。その体験も交えながら、「年会費差137,500円を埋める価値があるのは誰か」を軸に深掘りしていきます。
なお、アメックス・プラチナの特典の全体像は「【保存版】アメリカン・エキスプレス・プラチナカードのメリットと特典」で詳しく整理しています。
結論:ホテルで使い倒すならアメプラ、コスパのプラチナ体験ならJCB
先に全体像を示します。2枚の性格を一言で表すと、「ホテルで使い倒すならアメックス・プラチナ、コスパよくプラチナ体験を味わうならJCBプラチナ」です。旅行スタイル別に整理すると次のようになります。
| あなたのタイプ | 向いているカード | 理由 |
|---|---|---|
| 年に何度も国内外のホテルに泊まり、上級会員待遇を受けたい | アメックス・プラチナ | ホテル上級会員資格・FHRはアメックス・プラチナのみ |
| 家族でも空港ラウンジをよく使う | アメックス・プラチナ | プライオリティ・パスが家族会員にも付帯・同伴1名無料 |
| コンシェルジュとラウンジは欲しいが年会費は抑えたい | JCBプラチナ | 27,500円で24時間コンシェルジュ+プライオリティ・パス |
| 海外旅行の携行品も含めて保険を厚くしたい | JCBプラチナ | 携行品損害100万円あり(アメックス・プラチナは廃止済み) |
| 将来はJCBザ・クラスを狙いたい | JCBプラチナ | ザ・クラスへの招待経路あり(基準は非公開) |
まず押さえておきたいのは、年会費差137,500円は「毎年」発生するコストだということです。この差額を、旅行や外食で受け取る特典の価値で埋められるかどうかが、選び方の核心になります。
そのうえで、JCBプラチナには年会費の安さ以外にも見逃せない強みがあります。海外旅行保険の携行品損害はJCBプラチナが100万円あるのに対し、アメックス・プラチナは2026年7月1日で廃止されました。また、プライオリティ・パスは本会員のみ対応(同伴者2,200円)というJCBの弱点はありますが、年会費27,500円で24時間コンシェルジュとプライオリティ・パスが付く点は、コストパフォーマンスとして際立っています。
このように、単純に「高い方が良い」わけではありません。以下、項目ごとに何が違うのかを具体的に見ていきます。
基本スペック比較(一覧表)
まずは2枚の主要スペックを一覧で並べます。細部は後の章で解説するので、ここでは全体の傾向をつかんでください。
| 比較項目 | アメックス・プラチナ | JCBプラチナ |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 165,000円 | 27,500円 |
| 年会費の差 | — | 137,500円(アメックス-JCB) |
| 家族カード | 4枚まで無料 | 1枚無料・2枚目以降3,300円 |
| コンシェルジュ | 24時間365日(電話) | 24時間365日(電話+MyJCBアプリで一部サービス) |
| プライオリティ・パス | 本会員+家族会員に付帯・同伴者1名無料(2人目以降35米ドル) | 本会員のみ・同伴者2,200円 |
| ホテル上級会員 | 複数グループに順次拡大中 | なし |
| ホテル優待 | FHR(朝食2名・レイトチェックアウト等) | JCB Premium Stay Powered by HoteLux(年20,000円分クーポン) |
| ダイニング | グローバル・ダイニング・キャッシュバック(年最大4万円分) | グルメ・ベネフィット(コース1名分無料・年最大2回) |
| 海外旅行保険 | 最高1億円・携行品損害100万円(2026年10月1日から自動付帯は利用付帯に変更) | 最高1億円・携行品損害100万円あり・航空機遅延付き |
| ポイント | メンバーシップ・リワード(基本100円=1pt) | J-POINT(0.5%相当)+J-POINTボーナス |
| USJ特典 | 貸切ナイト(年2回・参加費制) | JCBラウンジ(本会員・家族会員あわせて年1回・本会員含む4名まで) |
| 上位カードへの道 | センチュリオン | JCBザ・クラスへの招待経路(基準非公開) |
出典: JCBプラチナ(JCB公式)/アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(公式)
表からまず目を引くのが、家族カードの枚数差です。アメックス・プラチナは4枚まで無料で、家族カードにもプライオリティ・パスが付帯します。JCBプラチナは1枚無料・2枚目以降は年3,300円で、プライオリティ・パスは本会員のみです。夫婦や家族で空港ラウンジを使う機会が多い世帯ほど、この差は体感で効いてきます。
一方、年会費27,500円でコンシェルジュとプライオリティ・パスが揃うJCBプラチナのコストパフォーマンスは、この表を見れば一目瞭然です。次章以降で、それぞれの特典の「中身の差」を詰めていきます。
コンシェルジュ対決:どちらも24時間、質は高水準
プラチナカードの象徴ともいえるコンシェルジュ。ここはどちらも24時間365日対応で、レストランの予約や旅行・チケットの手配を電話で依頼できる基本性能は共通しています。
JCBプラチナは電話に加えて、MyJCBアプリからも一部のサービスを依頼できるのが特徴です。ちょっとした問い合わせや手配なら、アプリから気軽に相談できる利便性があります。
アメックス・プラチナのコンシェルジュは、筆者が日常的に利用しています。レストランの予約はもちろん、日程が詰まった旅行の手配や、入手しにくいチケットの相談まで幅広く対応してもらえるのが実感です。深夜でもつながる安心感は、年会費を払う価値のひとつだと感じています。実際にどんなことを依頼できるのか、電話の流れや使いこなし方は「アメックスのコンシェルジュ完全ガイド」で体験談つきで解説しているので、あわせてご覧ください。
コンシェルジュに関しては、どちらも高水準で、対応チャネル(電話中心かアプリも使えるか)と年会費とのバランスで選ぶのが現実的です。「コンシェルジュを使いたいが年会費は抑えたい」というニーズには、JCBプラチナの27,500円という価格が強く効いてきます。
空港ラウンジ対決:家族で使うならアメプラが有利
空港ラウンジは、プライオリティ・パス(PP)の付帯条件で大きく差がつきます。整理すると次のとおりです。
| 比較項目 | アメックス・プラチナ | JCBプラチナ |
|---|---|---|
| プライオリティ・パス付帯 | 本会員+家族会員 | 本会員のみ |
| 同伴者 | 1名まで無料(2人目以降35米ドル) | 1名につき2,200円 |
| 国内PP提携レストラン | 対象外(空港ラウンジのみ) | 利用不可 |
| 自社ラウンジ | センチュリオン・ラウンジ(羽田開業済み) | — |
出典: JCB プライオリティ・パス(JCB公式)/プライオリティ・パス(アメックス公式)
差が集約されるのは「家族会員の有無」と「同伴者の扱い」です。
- アメックス・プラチナは、本会員だけでなく家族会員にもプライオリティ・パスが付帯します。しかも同伴者は1名まで無料。家族4枚まで無料の家族カードと組み合わせれば、世帯で空港ラウンジを使い倒せます。
- JCBプラチナは本会員のみが対象で、同伴者は1名につき2,200円です。1人で出張・旅行することが多い人には十分ですが、家族連れの場合はコストが積み上がります。
なお、国内のプライオリティ・パス提携レストランは、JCBプラチナは利用不可(公式明記)、アメックス・プラチナも空港ラウンジのみが対象でレストランは対象外です。この点は両カードとも使えないため、差にはなりません。プライオリティ・パスで空港レストランを無料利用する用途を期待している場合は、どちらも対象外である点に注意してください。
さらにアメックス・プラチナには、アメックス自前のセンチュリオン・ラウンジがあります。羽田空港に開業済みで、上質な空間と食事を楽しめるのが強みです。JCBプラチナにはこの種の自社ラウンジはありません。センチュリオン・ラウンジの雰囲気や使い方は「センチュリオン・ラウンジとは?」で、プライオリティ・パスを含む空港ラウンジ全体の使い分けは「空港ラウンジの使い方ガイド」で解説しています。
まとめると、空港ラウンジは「家族で使うならアメックス・プラチナ、単独利用が中心ならJCBプラチナでも十分」という構図です。
ホテル特典対決:最大の差がつくポイント
2枚の性格が最も鮮明に分かれるのが、ホテル特典です。ここが年会費差137,500円の主因といっても過言ではありません。
アメックス・プラチナ:上級会員資格+FHR
アメックス・プラチナの真骨頂は、主要ホテルグループの上級会員資格とFHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)です。
上級会員資格は、ヒルトン・オナーズやMarriott Bonvoyのゴールドエリートなど複数のホテルグループに順次拡大中で、対象範囲は年々広がっています。開始時期はグループごとに異なるため、最新の提供状況は「【2026年7月】アメックス・プラチナ改定まとめ」で確認してください。
そして、旅の質を大きく引き上げるのがFHRです。対象ホテルでの予約に、朝食2名分やレイトチェックアウト、ホテルごとに用意されたエクスペリエンス・クレジットなどが付きます。クレジットの金額や使途はホテルによって異なり、レイトチェックアウトも空室状況によりますが、うまく使えば宿泊体験そのものが変わります。
筆者はFHR経由でカハラホテル横浜に宿泊しました。予約特典の使い勝手や実際の滞在の様子は「アメックスFHR完全ガイド」と「カハラホテル横浜 宿泊記」でレポートしています。FHRの価値を具体的にイメージしたい方は、あわせてご覧ください。
JCBプラチナ:JCB Premium Stay Powered by HoteLux
JCBプラチナのホテル優待は、JCB Premium Stay Powered by HoteLuxです。これは年間20,000円分のクーポン(5,000円×4回)が使える一体型のサービスで、対象ホテルの予約に充当できます。
ただし、利用にはいくつか条件があります。クーポンは事前決済の予約でのみ利用可能で、現地決済には使えません。また、他のクーポンとの併用もできません。この条件を踏まえて計画的に使えば、年会費27,500円に対して20,000円分の還元は大きな価値になります。
なお、上位のJCBザ・クラスになると、このクーポンが年間40,000円分に増額されます。ザ・クラスを目指す動機のひとつにもなっています。
ホテル特典の結論
ホテル面をまとめると、「上級会員待遇と現地での体験価値を取りにいくならアメックス・プラチナ、クーポンで確実に還元を受けたいならJCBプラチナ」という違いになります。ホテルの上級会員資格やFHRは、JCBプラチナには存在しない領域です。ここに価値を見出せるかどうかが、年会費差を回収できるかの分かれ目になります。
グルメ対決:使い方次第でJCBが逆転する
外食が多い人にとって重要なのが、ダイニング特典です。方式が異なるため、使い方によって有利なカードが変わります。
| 比較項目 | アメックス・プラチナ | JCBプラチナ |
|---|---|---|
| 特典名 | グローバル・ダイニング・キャッシュバック | グルメ・ベネフィット |
| 還元・内容 | 対象店舗で50%キャッシュバック・年最大4万円分 | コース料理1名分無料 |
| 利用回数 | 事前登録制(Amex Offers) | 半年ごと各店舗1回=年最大2回 |
- アメックス・プラチナは、グローバル・ダイニング・キャッシュバックで対象店舗の利用が50%キャッシュバック(年最大4万円分)されます。ただしAmex Offersでの事前登録が必要です。対象店舗をよく使う人にとっては、還元額の大きさが魅力です。
- JCBプラチナのグルメ・ベネフィットは、対象レストランの所定コースを2名以上で予約すると1名分が無料になる特典です。半年ごとに各店舗1回、年最大2回利用できます。
ここで注目したいのが、JCBのグルメ・ベネフィットの費用対効果です。たとえば2名で1名3万円のディナーコースを利用すると、1名分の3万円が無料になります。年最大2回使えば、うまく活用した場合の還元価値は年間で数万円規模に達し、年会費27,500円を単体で上回るケースもあります。高級レストランでの会食が年に数回あるなら、JCBプラチナのグルメ・ベネフィットは年会費以上の価値を生む可能性があります。
なお、グルメ・ベネフィットの対象店舗数は公式に公開されていません。利用を検討する際は、会員ページで対象店舗を確認してください。
グルメ面は、「対象店舗での日常利用をこまめに還元したいならアメックス・プラチナ、特別な会食で1名分無料を狙うならJCBプラチナ」という使い分けになります。
USJ・エンタメ対決:当サイト独自の視点
ここは当サイトが実体験をもとに掘り下げられる領域です。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)での特典を比較します。
| 比較項目 | アメックス・プラチナ | JCBプラチナ |
|---|---|---|
| USJ特典 | 貸切ナイト(年2回・参加費制) | JCBラウンジ(合算で年1回) |
| 内容 | 閉園後のパークを楽しめる特別イベント | 専用ラウンジ・優先搭乗など |
| 対象人数・条件 | プラチナは1次受付対象 | 本会員含む4名まで(乳幼児含む)・要事前予約 |
- アメックス・プラチナは、閉園後のパークを楽しめる貸切ナイトが魅力です。年2回・参加費制のイベントで、プラチナ会員は1次受付の対象になります。筆者も実際に参加しましたが、混雑のない園内で人気アトラクションを回れる体験は特別なものでした。開催概要や参加の流れは「アメックスのUSJ特典まとめ」と、直近の冬開催をまとめた「2026年冬のアメックスUSJ貸切ナイト」で詳しく紹介しています。
- JCBプラチナは、JCBラウンジを本会員・家族会員あわせて年1回(4月〜翌3月末)利用できます。本会員を含めて合計4名まで(乳幼児含む)が対象で、要事前予約(1ヶ月前の同日から前日まで)です。専用ラウンジでの休憩に加え、「ザ・フライング・ダイナソー」の優先搭乗といった特典も用意されています。
なお、JCBには「JCBマジカル」というディズニーの貸切イベントもありますが、これはJCBカード全体を対象としたキャンペーンで、プラチナ限定の特典ではありません(2026年も開催予定)。JCBプラチナならではの特典としては、上記のUSJラウンジが中心になります。
エンタメ面は、「非日常の貸切体験を求めるならアメックス・プラチナ、家族でUSJを訪れる機会があるならJCBプラチナのラウンジも便利」という整理になります。家族4名までまとまって使えるJCBラウンジは、子連れのUSJ旅行と好相性です。
保険・ポイント比較:付帯条件の違いに注意
金額に表れにくい部分ですが、保険とポイントも重要な比較軸です。
海外旅行保険:携行品損害はJCBが優位
| 比較項目 | アメックス・プラチナ | JCBプラチナ |
|---|---|---|
| 補償最高額 | 最高1億円 | 最高1億円 |
| 付帯条件 | 2026年10月1日以降の出国分から利用付帯 | 利用付帯(2023年4月〜) |
| 携行品損害 | 2026年7月1日で廃止 | 100万円あり |
| 航空機遅延 | — | あり |
保険で注目すべきは、携行品損害の逆転です。従来はアメックス・プラチナの保険が総合的に手厚いイメージでしたが、アメックス・プラチナは携行品損害を2026年7月1日で廃止しました。一方のJCBプラチナは携行品損害100万円が付帯しており、スーツケースや持ち物の破損・盗難に備えたい人にとっては明確な優位点です。さらにJCBプラチナには航空機遅延に関する補償も付きます。
付帯条件にも違いがあります。アメックス・プラチナの海外旅行保険は、2026年10月1日以降の出国分から利用付帯に変わります。旅行代金などをカードで支払わないと補償対象にならないため、渡航前の決済を忘れないよう注意が必要です。JCBプラチナは2023年4月から利用付帯です。
ポイント:日常還元はアメックスがやや優位
| 比較項目 | アメックス・プラチナ | JCBプラチナ |
|---|---|---|
| 基本還元 | 100円=1pt | J-POINT 0.5%相当 |
| ボーナス | メンバーシップ・リワード・プラス(無料・任意登録)で対象加盟店・海外利用100円=3pt | J-POINTボーナス(年間50万円ごと加算) |
- アメックス・プラチナは、メンバーシップ・リワードで基本100円=1ポイント。メンバーシップ・リワード・プラス(無料・任意登録)に登録すると、対象加盟店や海外利用で100円=3ポイントに上がります。
- JCBプラチナは、2026年1月に「Oki Doki」から改称されたJ-POINT(0.5%相当)が基本です。加えて、J-POINTボーナスとして年間利用額に応じたポイントが加算されます(年間50万円到達で1,000pt、以降50万円ごとに2,000pt加算)。
日常的な決済でのポイント還元は、メンバーシップ・リワード・プラスを活用できるアメックス・プラチナがやや優位です。ただし、貯めたポイントの使い道や交換先の好みによって体感価値は変わるため、還元率だけで決めるものではありません。
JCBプラチナはJCBザ・クラスへの登竜門
JCBプラチナならではの魅力が、JCBの最上位カード「JCBザ・クラス」への招待経路です。JCB公式には、プラチナからザ・クラスへの招待(インビテーション)経路があることが明記されています。
ただし、招待の基準は公式に非公開です。必要な年間利用額や利用年数といった具体的な条件は公表されていないため、「何年でザ・クラスに招待される」と断定することはできません。確実なのは、JCBプラチナを日常的に使い続けることが、ザ・クラスへの基本的な道筋になるという点です。
ザ・クラスになると特典が一段と手厚くなります。たとえば前述のJCB Premium Stay Powered by HoteLuxのクーポンは、プラチナの年20,000円分に対してザ・クラスは年40,000円分に増額されます。「JCBのプラチナを入り口に、いずれ最上位カードを目指す」という育成の楽しみは、JCBプラチナならではの価値です。
一方、アメックス・プラチナの上位にはセンチュリオン・カードがありますが、こちらは招待制で年会費も極めて高額です。同じ「上位カードへの道」でも、現実的に狙いやすいのはJCBザ・クラスの方だといえます。じっくり育てて最上位を目指したい人には、JCBプラチナが向いています。
どちらを選ぶ?タイプ別診断
ここまでの比較を、選び方の視点で紹介します。判断の軸は主に3つ——年間のホテル宿泊数、海外渡航の頻度、家族構成です。
タイプ別・おすすめ早見
- ホテルの上級会員待遇とFHRを軸に旅を組み立てる人 → アメックス・プラチナ。上級会員資格・FHRはJCBプラチナにはない領域です。
- 家族でも空港ラウンジをよく使う人 → アメックス・プラチナ。家族会員へのプライオリティ・パス付帯と同伴者1名無料が効きます。
- コンシェルジュとラウンジは欲しいが年会費は抑えたい人 → JCBプラチナ。27,500円で基本体験が揃います。
- 海外旅行の携行品損害まで保険で備えたい人 → JCBプラチナ。携行品損害100万円が付帯します。
- 高級レストランでの会食が年に数回ある人 → JCBプラチナ。グルメ・ベネフィットの1名分無料が年会費を上回る可能性があります。
- 将来はJCBザ・クラスを目指したい人 → JCBプラチナ。ザ・クラスへの招待経路を育てられます。
「両方持ち」という現実解
どちらか一方に絞れない場合、2枚持ちも有力な選択肢です。年会費27,500円のJCBプラチナで国内利用とザ・クラス育成、携行品損害を含む保険を確保し、アメックス・プラチナでホテルの上級会員待遇とFHR、家族分のプライオリティ・パスをカバーする——という役割分担です。用途を明確に分けられるなら、2枚の年会費を払っても得られる体験の幅は大きく広がります。
自分の年間利用額や旅行スタイルから「どちらが得か」を数字で確かめたい方は、下記のシミュレーターが便利です。
あなたの年間利用額と使い方を入力するだけで、アメックス・プラチナで年会費の元が取れるかを約1分で自動試算できます。カード選びの判断材料にご活用ください。
年会費シミュレーターで試算する →入会特典もチェック(2026年9月時点)
カード選びでは入会特典も見逃せません。2026年9月時点の情報を紹介します。
JCBプラチナは、2026年4月1日〜9月30日の入会キャンペーンで最大104,150円相当の特典が案内されています。ただし内訳・条件はそれぞれ異なります。主なものは、年会費キャッシュバック27,500円(初年度50万円利用が条件)、SOWレストランのギフト34,650円相当(250万円利用が条件)、スマホ決済で最大30,000円キャッシュバックなどです。「最大」の金額は、これらの条件をすべて満たした場合の合算である点に注意してください。10月以降の延長は本記事執筆時点では未発表です。
アメックス・プラチナは、紹介プログラム経由での申し込みで入会特典が用意されています(詳しくは記事末尾のCTAをご覧ください)。こちらも高額利用が条件となるため、自分の利用計画と照らして判断してください。
PR|アメックス・プラチナ
当サイトからの紹介リンク経由のお申し込みで、紹介プログラム限定の入会特典が適用されます(2026年9月時点で最大合計250,000ポイント。内訳は入会後3ヶ月以内に100万円利用で60,000ポイント+6ヶ月以内に250万円利用で165,000ポイント+通常利用分25,000ポイントで、条件未達の場合は達成した分のみの進呈です)。最新の特典内容は遷移先の紹介ページでご確認ください。
なお、アメプラとJCBの2枚のほかに、2026年に登場した第3の選択肢もあります。Visaの最上位ランクを冠する「Olive フレキシブルペイ Visa Infinite」(年会費99,000円・税込、条件により無料)です。アメックス・プラチナとの違いはOlive Infiniteとアメプラの比較記事で紹介しています。
よくある質問
アメックス・プラチナとJCBプラチナの年会費の差はいくら?
年会費の差は137,500円です。アメックス・プラチナが165,000円、JCBプラチナが27,500円で、その差額が137,500円になります。JCBプラチナはアメックス・プラチナの約6分の1の年会費で、24時間365日のコンシェルジュとプライオリティ・パスが付きます。ホテルの上級会員資格やFHR、家族分のプライオリティ・パスを重視するならアメックス・プラチナ、コストを抑えてプラチナ級の基本体験を得たいならJCBプラチナが向いています。
JCBプラチナのプライオリティ・パスは家族も使える?
本会員のみが対象です。JCBプラチナのプライオリティ・パスは本会員に付帯し、同伴者は1名につき2,200円がかかります。一方のアメックス・プラチナは本会員だけでなく家族会員にも付帯し、同伴者は1名まで無料です。国内のプライオリティ・パス提携レストランは、JCBプラチナは利用不可、アメックス・プラチナも空港ラウンジのみが対象で、レストランは対象外です。家族で空港ラウンジを使う機会が多いほどアメックス・プラチナが有利になります。
アメックス・プラチナとJCBプラチナの2枚持ちはあり?
用途を分けられるなら十分にありです。JCBプラチナは年会費27,500円と抑えめで、JCBザ・クラスへの招待経路を育てられるほか、携行品損害を含む海外旅行保険を確保できます。アメックス・プラチナはホテルの上級会員資格やFHR、家族分のプライオリティ・パスに強みがあります。国内利用やザ・クラス育成をJCBプラチナ、ホテル・海外はアメックス・プラチナ、といった役割分担が現実的な組み合わせです。
アメックス・プラチナとJCBプラチナでコンシェルジュに差はある?
どちらも24時間365日対応で、電話で予約や手配を依頼できる基本性能は共通です。JCBプラチナは電話に加えてMyJCBアプリからも一部のサービスを依頼できます。アメックス・プラチナは筆者が実際に利用しており、レストランやチケットの手配で活用しています。どちらも高水準のため、対応チャネルや年会費とのバランスで選ぶのが現実的です。
JCBプラチナは何年でJCBザ・クラスに招待される?
招待の基準は公式に公開されていません。JCBプラチナからJCBザ・クラスへの招待経路があること自体はJCB公式に明記されていますが、必要な年間利用額や利用年数などの具体的な条件は非公開です。ザ・クラスはJCB Premium Stay Powered by HoteLuxで年間40,000円分のクーポンが使えるなど、プラチナより特典が手厚くなります。ザ・クラスを目指すなら、まずJCBプラチナを日常的に使い続けるのが基本の流れです。
まとめ
アメックス・プラチナとJCBプラチナは、「年会費の高さ」ではなく、「約6倍・137,500円の差を自分の使い方で埋められるか」で選ぶのが正解です。要点を紹介します。
- 年会費の差は137,500円(アメックス・プラチナ165,000円 - JCBプラチナ27,500円)。約6倍の開き
- ホテルの上級会員資格・FHRを重視 → アメックス・プラチナ。JCBプラチナにはない領域
- 家族でも空港ラウンジをよく使う → アメックス・プラチナ。家族会員へのプライオリティ・パス付帯・同伴1名無料
- 年会費を抑えてプラチナ体験を得たい → JCBプラチナ。27,500円で24時間コンシェルジュ+プライオリティ・パス
- 海外旅行保険は両カードとも最高1億円・携行品損害100万円。ただしアメックス・プラチナは2026年10月1日から自動付帯が利用付帯に変わる点に注意
- 高級レストランの会食が年数回ある → JCBプラチナ。グルメ・ベネフィットの1名分無料が年会費を上回る可能性
- JCBザ・クラスを目指したい → JCBプラチナ。招待経路あり(基準は非公開)
- 迷ったら2枚持ちも現実解。JCBで国内・保険・ザ・クラス育成、アメックスでホテル・家族ラウンジ
まずは直近1年のホテル宿泊数・海外渡航の頻度・家族構成を棚卸ししてみてください。そのうえで解放される特典を年会費と突き合わせれば、あなたに合った1枚(または2枚)が見えてきます。アメックス内での比較もあわせて検討したい方は「アメックス プラチナvsゴールド比較|4枚を年間利用額で選ぶ」も参考にしてください。
比較の結果、アメックス・プラチナを選ぶ方は、紹介プログラム経由の申し込みも検討してみてください。
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参考・出典
- JCBプラチナ(JCB公式)
- JCB プライオリティ・パス(JCB公式)
- JCB グルメ・ベネフィット(JCB公式)
- JCB 海外旅行傷害保険(JCB公式)
- JCB Premium Stay Powered by HoteLux(JCB公式)
- アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(公式)
※特典・対象施設・適用条件は変更される場合があります。申し込み・利用前に公式サイトで最新情報をご確認ください。入会特典・紹介特典には利用条件・審査があります。本記事の情報は2026年9月13日時点のものです。
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